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私の仕事観
とある女性社長のマーケッティング会社のHPにこうありました。

 主婦するママする自分する

この会社は主婦を中心にした商品モニターや在宅ワークの
アルバイトをたくさん抱えておられます。

私は自営の小さな酪農家兼ベーベ工房のおかみさんですが
自分で言うのも痛いけれど主婦するママするの延長で仕事を
しているつもりはありません。

私は妻で古い農家の嫁(この表現には少し抵抗はありますが)で
自宅で仕事をしている人間ですが、仕事をする時に母であるとか妻で
あるとかを考えたことは不思議にありません。

但し、義父は亡くなり義母も高齢の上に運転ができず
主人も多忙なので保育園の送迎やお稽古事の送迎も私が
一人でやっているので正直しんどいことはあります。

女性論を論ずるつもりはありませんが、上記の会社の
モットーのように主婦するママするの人間が自分も表現したいから
ちょっと仕事をしようかしら程度の覚悟では一つのブランドを
立ち上げて維持できるほど甘くはないとも思います。
少なくとも好きなときにできる主婦モニターほど気楽では
ないというささやかな自負はあります。

私にとっては仕事はまず収入を得て利益を上げて生活を
安定させること。ここ数年ようやくベーベ工房の製品に
自分なりの表現を込める喜びを感じることができるように
なりましたが、私にとってプロとしての仕事と自己実現は
全く別次元のものです。

最近は(というか以前から)女性によっては「〇〇さんの奥さん」
「〇〇ちゃんのママ」「総務の女の子」と言われるのは絶対に嫌、
ちゃんと名前で呼ばれたいと強く主張される方もおられますが
私はそこはまったく無頓着です。(笑)
私が営業担当だと知っているバイヤーも奥さんと呼ぶし
保育園に迎えに行けばひーちゃんのママだ!と呼ばれますが
それはそれでけっこう嬉しいものです。呼ばれ方で本人の値打が
下がるわけではないし利益が減るわけでもありません。

結局何が言いたいか、というと(笑)プロの仕事は主婦や母の
欲求不満のはけ口でできるほど甘いものではないし、その
あたりの女性の欲求不満をうまくくすぐる企業や女性社長の
勇ましい言葉に踊らされて簡単な在宅ワークを疑いもなく
立派な仕事だと錯覚することはむしろ仕事や女性の価値を
損ねていくのではないかと少しばかり懸念しているということです。
(まったく余計なお世話ですが)

奥さんと言われようがお母さんと言われようが自分の天職と
思える仕事はできます。話は全く別次元ですが鎌倉時代、承久の乱を
勝ち抜いて天皇と上皇3人を配流した鎌倉幕府の執権北条義時の
肩書きは従四位下相模守でしかありませんでした。

呼ばれ方なんて人生のアクセサリーにしか過ぎません。
若い世代の主婦兼母に肩の力を抜いて仕事をする以上
時には鬼のように集中して楽しく豊かな人生にしていただきたいと
思います。

おばさんの独り言を申訳ありません。


 
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HACCP的管理方法
昨日は民間の検査会社の担当者に来ていただき今後の
製造現場と製品のリスク管理に関する検査の方法と
安全管理システムのレクチャーをしていただきました。
(社長が主人と同級生でこの会社には製品の検査等もう
 10年お世話になっています)

備忘録を兼ねて以下のようにまとめました。

 ① 実際の環境微生物検査はもうすぐ新しいエアコンを
   入れるので入れたらほどなく実行に

 ② 検査内容はコストもあるのでまず必要な範囲から
   少しずつ何回かにわけて行う

 ③ 奨められたのはヨーグルトを製造する時の
   生乳の殺菌温度の記録

 ④ 工房内には特に紙のものは置かないこと

 ⑤ エアコンのフィルターの掃除はこまめに

 ⑥ 私のシステム管理された大企業の工場内は
   完全に無菌なのかという質問に対し、担当者は
   人が働く以上無菌ではない。規模や設備はあまり
   気にしなくても良いといわれ安心する

このような意見交換をもとに8月下旬頃に実際に環境微生物の
検査を行う予定です。

ところで担当者からも提案されたのがHACCP的管理システムのことです。
HACCPという言葉は牛乳のパックなどに印刷され一般にもなじみの
ある言葉ですが少し解説をしますと

Hazard Analysis and Critical Control Point

の略で危害分析及び重要管理点という定義です。
詳しく書くと

従来は「食品の安全性」とは、製造する環境を清潔にし、きれいにすれば安全な食品が
製造できるであろうとの考えのもと、製造環境の整備や衛生の確保に重点が置かれてきました。
そして、製造された食品の安全性の確認は、主に最終製品の抜取り検査
(微生物の培養検査等)により行われてきました。
抜取り検査だけの場合、危険な食品が、市場に出て食中毒を引き起こす可能性を
排除することができません。
これに対してHACCP方式は、これらの考え方ややり方に加え
原料の入荷から製造・出荷までのすべての工程において、あらかじめ危害を予測し
その危害を防止(予防、消滅、許容レベルまでの減少)するための重要管理点(CCP
)を特定して、そのポイントを継続的に監視・記録(モニタリング)し
異常が認められたらすぐに対策を取り解決するので、不良製品の出荷を未然に
防ぐことができるシステムです。
 
                  (JAFICのHPより)


HACCPというと大規模な設備の大企業のリスク管理というイメージを
私自身持っていたのですが、規模に関係なく原材料の管理~出荷まで
チェックポイントを決めて記録をしてゆくことでかなりリスク管理に
なります。HACCP的管理手法を検査と共に決めてゆくことになりました。

この週末、専門的なサイトなどで自分なりに勉強したことが
昨日の打ち合わせで役に立ったと思います。
私は妙な優等生根性があり、自分の中である程度の知識をつけて
「何のためにやるのか」をきちんと把握しないと動けない性格です。

小規模ですが私たちなりの安全管理システムが決まりつつあります。
検査が実際に行われたらまたご報告いたします。

追記

 HACCP的な思考方法での管理は今後やっていく予定ですが 認証施設などにする
 つもりはまったくありません。コストが高すぎるからです。製造現場の
 リスク管理は正しい知識とデータ、そしてモラルを持ってなされれば十分で
 生産者の規模を考慮しながら行えば十分です。
 

 
プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

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