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嫌悪感
口蹄疫についてというより人としての生き方をどう思うかという
私的な雑感としてお読みいただければ幸いです。

高鍋町の72才の畜産農家が所有する種牛6頭の助命をどうするかに
ついて、山田農林水産大臣と東国原知事が会談しましたが
全くの平行線で、国側は県が執行しないのであれば国が殺処分を
代執行するとの姿勢を打ち出しました。

私は肉牛の種牛のことは素人の知識しかないので意見は書きません。
思うのは、知事とこの種牛の所有農家の人の足元を見て行動することの
ある種あっぱれな度胸と計算高さについてです。

県の家畜事業団が所有するスーパー種牛6頭が特例で移動を認められ
忠富士が感染して殺処分されたものの、残りの5頭は検査の結果陰性として
延命が認められました。

これは種牛の価値や宮崎の畜産の将来のために仕方がなかったと思いますが
これとても法律に照らせば特例措置が認められたにすぎません。

今回の民間所有の6頭の種牛については当初は知事も殺処分を命じるはずが
所有者の老人の涙ながらの会見や助命を願う素人が大半の世論(!)
に押されたのか一転して助命嘆願へ。

私が何となく嫌悪感を感じるのは以下の点です。

 ① 所有者の老人が6頭を無償で県に寄贈すると言ってから
   急に知事の態度が助命に変わった点。

 ② 参議院選挙で民主が劣勢と見た先週末頃から
   喧嘩を売るような論調での大臣批判を公然と
   ブログでやり、自分の支持率は90%に近いとまで
   轟然とブログに書く知事の強気な姿勢。

 ③ 宮崎の宝、日本の畜産の宝と言えば二度までも
   超法規的な特例措置が認められて当然という
   ある種の地域エゴ。法の下の平等という言葉をご存知?

72才の老畜産家が涙ながらに「無償で県に譲渡するから延命して欲しい」
と言う姿は、けなげだとか美しいと言わなければ叩かれるのでしょうが
スーパー種牛の助命という実績を作った知事の傘下に入れば要求が
通りやすいという計算が私には見え隠れしてしまうのですが。

さすがに知事は芸人だけあって世論を読む能力に長けています。
一生懸命にやっているのは私も認めます。
でもあまりにも世論を読む能力に長けすぎてあざとさすら感じます。
これが失礼ながら地味なキャラクターの知事なら地域エゴと叩かれて
終わりだと思うのですが。

口蹄疫が発生してもう3ヶ月近くになりました。
これだけ長くなるとこちらのものの見方も成長するのか
変わってゆくことに我ながら驚いています。

法の下の平等ということは近代国家の大前提です。
支持率が高いという妙な自信をバックに嘆願という手段を
武器に何度も特例を認めさせれば国家が崩壊します。
知事とあの老畜産家の計算されたナニワ節戦術に種牛云々
を越えて嫌悪感を感じ始めています。

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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

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