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私の営業がもたらしてくれたもの
「現代農業」の連載の三回目は営業のことについてなのですが
書きたいこと、書くべきことが多い分すっきりとした形にまとめるため
構想を組立てるのにちょっと苦戦しています。

4月でベーベ工房は満12年を迎えますが、それでも私が営業をするために
コマネズミのように働いていることには変わりはありません。
どの企業でもそうですが、良い製品を作っても経済情勢や消費者の嗜好
広い意味でのトレンドetc....。商売は常に流動的なものなので新たな
展開を求めての営業活動は欠かせません。

私の営業はやる人が他にいないという受身なスタートでしたが、実際に
取引先を決めて、取引を通じてベーベ工房のスタイルを少しずつ形に
してゆくことで自分なりにこれから目指すものも漠然と見えてきました。

自慢するわけではありませんが、私は営業に関しては取引先の選定も
資料の作成も実際の営業活動もすべて自分なりのメソッドでやってきました。
だからこそ、感じることのできた喜びは

  営業は経営を安定させる手段と同時にクリエイティブな活動でもある

ということです。苦労や無力感を感じるのはしょっちゅうですが、中間業者に頼るのではなく
直取引をするためにスーパーなどの情報を収集&分析する感受性も鋭くなったし
商品説明をするための小道具やパンフレットの作成をする喜びにも目覚めることが
できました。これがただ効果が出るかもわからないままにコンサルタントやデザイン事務所に
依存していたり、中間業者にマージンを払って丸投げしていたら、私は主人のチーズの夢に
付き合わされた哀れな家庭内奴隷のような気持ちになっていたと思います。

クリエイティブな、といえばしおりなどの販促ツールを作るコラボレーションの
楽しみもあります。現在は先日書いたように今春に作成予定のチーズを使った子供でも
食べられるレシピを脚本家の友人にお願いして台詞で読ませるポストカードとして
作ることをあれこれとイメージすることがとても楽しみな日々です。

1998年に何もわからないままに始めたベーベ工房の仕事ですが
営業をすることで外に世界が開けて素晴らしい方々に出会えました。
それまではどこか、回りが求めるあらまほしい農家の嫁のイメージに
苦しんでいましたが少しずつ結果を出すことで自分を表現する
ことを楽しめるようになり多少の陰口には全く動じない強さも身につけました。

何より若い頃はただ漫然とした趣味に過ぎなかった音楽や舞台芸術への
関心ですが、そこで培った感受性を仕事を通じて表現できることの
誇らしさと嬉しさです。仕事を通じて私は強くなりました。
小さなベーベ工房の営業ですが私にもたらしてくれたものは
自身を変えるほどのものだったとちょっぴりですが誇らしい気持ちです。

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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

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