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売れすぎることの危険
息子は、今日になり食欲も出てきて一段落です。
仕事も家族や自分の健康があればこそを痛感しました。

今日の新聞のトップ記事はプリウスのリコール問題でした。
予想以上にブレーキの不具合に関してのクレームが国内外で
多かったのに、社長会見は2月5日になってから。対応が後手後手に
回ったことや、ブレーキ機能の問題という決定的な欠陥に対して
欠陥隠しだの運転者の安全をないがしろにしたのではないかとまで
言われてプリウスのヒットでようやくリーマンショック以来の苦境から
立ち直ったトヨタには予想以上に大きな打撃になりそうです。

プリウスは初代の時から大人気で中古でも入手できないほどの
人気車で去年7月の新型プリウスもエコ減税&補助金効果もあって
予約半年待ちの大人気でした。でもどこか売れすぎることで当時から
一部のユーザーからはブレーキの欠点が指摘されていたのにトヨタも
真摯に見直そうとしなかったし、不況の中景気の牽引役になったこの
車のことを国やマスコミも事実を伝えようとしなかったように思います。

私は本のように増刷すればよいものはともかく、一から作り上げなければ
ならない製品が過剰なまでに売れすぎることは非常な危険をはらんでいるように
思います。自動車にしても食べるものでも精緻な技術ゆえに評価されたものは
製造過程にも高い技術が必要です。また売れすぎることで無意識に経営者に
生じる慢心や自分の製品の欠点を直視しなくなる危険も感じます。

トヨタのような大企業ではありませんが、酪農家ブランドの製品の経営者にも
売れすぎることで経営者の人間的なモラルを疑うような言動をされた方も
おられます。全国の百貨店での催事で有名になったからと私のブログの
コメント欄で田中義剛氏のことを名指しで罵倒したあげくベーベ工房より
経験年数は少ないのに他人の事情や方針も斟酌せず、「販売の最前線に
躍り出ることが必要です」だの「うちはそのために放牧にして従業員も
何人も雇いました」と上から目線のコメントを書いた酪農家もいて
私は自分の許容量を越えたヒットがもたらす影の部分を考えるようになりました。

納得のゆく生産にはキャパシティがあります。
売れても一線を守る強さが製品への信頼やまともなモラルを守る。
会見で深々と頭を下げる豊田章男社長の写真を見ながら痛感しました。

私がインサイトを買ったのは250万円以下ということと
ホンダの伊東社長が技術者出身で自らインサイトの開発に当たられた
からということもあります。主人はプリウスに未練があったようですが
私はインサイトにして正解だったと思っています。



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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

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