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食品安全県民会議でした
16日は第一回の群馬県の食品安全県民会議でした。
会場は審議会室。とても権威のある会議に使われる部屋だそうです。

過去記事

私は消費者部門の委員として公募で選んでいただきました。
今日は自己紹介や県の事業報告でしたがまだ生産者の目線が勝ってしまうので
少しずつ多角な視線も身につけたいと思います。

座長には全委員一致で県の局長が選ばれましたがとても適切な人選だと思います。
県の委員会でやたらと座長をやりたがる大学教授を知っているだけに
この人選でまずほっとしました。局長は獣医のご出身でBSE騒動のときは
検査などでそれこそ食の安全の前線に立たれた方です。
お話したのは初めてでしたが、気さくでユーモアのある方です。

局長の発言の中に「ゼロリスクを過剰に前に出すことはかえってマイナスだと思う」
という非常に共感できるものがありました。どんなに努力しても回避できない食の
事故やリスクもあります。完全を言うあまり生産者が萎縮するのでは食の安全にも
逆効果です。座長でもある局長の考え方がベースの委員会であることはとても
嬉しいことでした。私は消費者であり生産者でもあり流通にも関わっています。
多くの価値観を吸収できることを望んでいます。

今日は年末なので会議に先立って友人のいるフロアに行き年末のご挨拶をしてきました。
突然の訪問だったのに喜んでくださって楽しい会話で迎えて下さって本当に嬉しかったです。
普通の会話をいつもの笑顔で楽しくできる友人の存在に癒されました。

委嘱状

  委員の委嘱状です。責任に気持ちが引き締まります。
  基礎から勉強するつもりで頑張ります。




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マスコミに出れば売れるのか? ①
最近コンサルタントによってはマスコミで大きく取り上げてもらうように
自身の製品をマスコミに売り込むことも戦略だとセミナーなどで農家にも
啓蒙している方もおられます。

生意気かもしれませんがマスコミを使った販売戦略について一言。

私たちのように直売をしない生産者とすべてを直売する生産者ではスタンスも
違いますが、私は大きなメディアやマスコミに取り上げられれば爆発的に
売れてしかも10年先までご安泰かと言えば絶対にNOだと思います。
まして「マスコミに取り上げてもらうための方法」を実践するなど
やめた方が利口です。そんなことに血道を上げると品性が下がります。

ベーベ工房は初期から比較的マスコミに取上げていただきました。
こちらから売込んだことは一度もなく懇ろにしていただいてる料理研究家や
たまたまマスコミの方がベーベ工房の製品を買って下さって是非紹介
させて欲しいと電話を下さったりしたものです。
(大人気の石垣島ラー油の辺銀ご夫妻もマスコミに売込んだことはないそうです)
クロワッサン、アンアン、地方版ですが朝日と日経新聞、サライ、レタスクラブ
それなりに大きなページを割いていただき反響もありましたし今も
おつきあいが続いているお客さまもいます。去年FM群馬が放送して
下さったときは知らない間に大きな反響もあったそうです。
運が良かったといえばそうですが、その運を縁に変えるために私も
努力を惜しまなかったとそれだけは自負しています。

マスコミに取上げられると言ってもふたつのパターンがあります。

 ① せいぜい撮影用の製品を送るだけ(マガジンハウスは費用も持ってくださいました)
   で掲載料は無料でお取寄せ特集など取上げられる。
 ② 協力費という名目で数万~数十万円のお金を取り実質は広告として出すもの
   (このブログを読んでこの手の営業の電話もいただきますがお断りしています)

おそらくマスコミによる販売戦略を説く方はかつてのどっちの料理ショーやはなまるカフェの
おめざのコーナーやNHKのプロフェッショナルに取上げられると違う!とおっしゃりたいのかも
しれません。電話が鳴り止まない、製造が追いつかない、そういう反響を言うことで
バラ色の夢をみる生産者がいても不思議ではありません。でももういう番組に出たから10年先まで
売れ続けるかといえばまずそれはないです。特に雑誌は少々有名なものでもそれほどの
反響はないと思っていた方が賢明です。商品の営業もPRも必要なことで私もいつも念頭に
ありますが、それと安易にマスコミに出れば売れると思うことは別次元のことです。
(既に実績のある人気製品が取上げられることはまた別の問題です)

先ほど書いた有名な料理研究家の先生とは個人的に心をかけていただいており
私からPRなどをお願いしたことは一切ありません。このように有名な方の
元にはマスコミに紹介してもらったり、愛用品として宣伝してもらうため
自社製品を送る企業も多いようですが、私はこうやって人を露骨に利用する
やり方を続けると確実に品性が下がりひいては製品にも悪影響を及ぼすと懸念しています。

PRをすることとマスコミに取上げてもらうことは違うと私は思います。
長くなるので②に続きます。

長く続く店を見極めたい
ベーベ工房の製品は直売方式ではなく、食の安全とおいしさにこだわった
スーパーやオーガニックスーパーに納品して扱っていただいています。
そのため置いていただくお店を選ぶこととには非常に神経を使ってきました。

特にどこを見るかというと

  ① 一過性のブームに乗った店舗ではないか
  ② 経営者のポリシーがしっかりしたものか
  ③ 無理に店舗を増やす拡大路線を取っていないか
  ④ 過剰にマスコミがほめそやす記事を出していないか

などを実際に行ったりHPなどで判断しています。
特に③の店舗拡大ですが、会社の財務諸表を見なくても漠然とでも
その会社の経営規模や売上げからあまりにも地価や家賃の高い地域へ
出店している(予定も含め)場合は、現在の経済情勢では取引を
考え直すようにしています。私は会社員時代に財務畑にいたこともあり
かなり慎重な性格で「何億円融資してもらったから有望な会社」とは
思っていません。逆に返済が焦げ付いたらどうなるかと心配します。

長く続く店かどうかを見極めないと最悪は倒産されて代金回収ができませんし
そこまでいかなくても売上げが伸びなかったり、関係がぎくしゃくして
こちらの方針を変更せざるをえなくなります。私たちが経験した一例を書きます。

もう10年近く前に業界では有名なオーガニックスーパーと
取引していました。始めた当初は有名なオーガニック宅配会社の直営
でしたが途中でその業界では有名な超個性的な社長の会社に移譲されました。
本社事務所はどうみてもアパートレベルの部屋なのにアエラや朝日新聞にまで
「右肩上がりの成長の会社」と出ていました。そのうちに港区の森ビル系列の
豪華なビルにまで出店しましたが注文数は一向にふえないまま。
いろいろなトラブルが起るようになり取引を2年でやめました。
どうみても疑問があったのでこの会社を絶賛した記事を書いた朝日新聞に
質問したところ記者が「仰るように私どももある意味で嘘の資料を
見せられていたと思います」と取材ミスを認めておられました。
この事件以来、私はまるで提灯記事のように褒めている記事よりも
自分のカンと自分なりに蓄えたデータで長く続く店を見極めるようにしています。

長く続く店の特徴は(取引先に限らず)

 ① 社長以下スタッフがやる気があり、経理がきっちりしている
 ② レストランなどではノウガキより居心地が良く日本人の味覚に
   合った料理を供してくれる
 ③ 代々家族で経営が受け継がれている
 ④ 一言では言えませんが社長などのブログや言動が
   やたら騒々しくないこと。

長く続くためには自然体でいられることも大切です。
私にとって大切な分野の仕事のことで、つい長くなって申し訳ありません。
 

プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

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