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小さな子牛
子牛はみな小さいのですが(笑)とびきり小さな子牛が先週の金曜日に誕生しました。


たま

    息子が「たま」と名づけました。

母牛はとても元気で食欲も旺盛なのですが予定日を1週間過ぎても全く産気づかず
獣医に診療をお願いしました。先生も何度も繁殖台帳を確認しましたが去年の
11月に種付けしたのは間違いなく、やむなく陣痛促進剤を注射しました。

その2日後に元気に生まれたのがたま。元気ですがジャージーの子牛ほどの
大きさでホルスタインとしてはかなり小柄でした。
育ってくれるか不安でしたが、食欲も旺盛で元気にミルクを飲み、翌日には
立ち上がりました。小さいけれど生命力旺盛な可愛い牛です。
母牛の胎盤が通常より小さかったのでその影響で小柄で予定日が遅れたの
かもしれません。

子牛が生まれると、時に逆さまにして水を吐かせたり冬なら体が冷えないように
乾いた布で念入りに体を拭いたり、胎便が出ているか確認したり特に生後
48時間はこまめにチェックして観察します。

たまのように特に小柄な子牛が気温が低い時期に生まれなくて良かったです。
母牛も元気で順調に牛乳も出ています。この他に数日前に生まれた♀も
いるので牛舎がとてもにぎやかで忙しく私も動く日々です。 

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政権交代
民主党308議席の圧勝。政権交代です。

私も民主党に投票しましたが、予想以上の圧勝に驚いています。
開票速報を見ながら「これは革命かも」と思いました。

群馬県は5区の選挙区のうち3区で民主党が勝利。
永遠に小選挙区で民主党は勝てないと思っていたので(笑)群馬県民の意識も
変わったのだと思います。小学生の甥も真剣に開票速報を観ていました。

高速道路の無料化より教育に力を入れて欲しい。
やる気と能力があっても経済事情で進学できない子供の問題に誠実に
取組んで欲しい。新政権には何よりそれを望みたいと思います。

夜更かしして眠いです。 

自民党支持の方にはマスコミの偏向報道とブログに書いておられる方もいますが
私はそうは思いません。お正月の派遣村の悲惨な事実は自民党政治のひとつの
大きな負の財産です。あれをみて政権交代を望んだ有権者は多いと確信しています。

Rickyが削蹄に来てくれました
まこやんの同級生の削蹄師・Rickyが削蹄に埼玉から来てくれました。

大友削蹄研究所

5月に一度ご家族と一緒に来てくださりお会いするのは二回目。
分娩などで削蹄できなかった牛を中心に10頭弱の削蹄をお願いしました。


削蹄


削蹄2


    削蹄は枠に固定して行います

牛の蹄=足の健康管理は健康な牛乳の生産のために重要です。特に夏はあっという間に
蹄の病気が進行するので、この時期にRickyに来ていただいて本当に良かったです。
とても近代的な枠で牛が暴れることもなくじっくりと削蹄とケアをしていただきました。

Rickyは穏やかで誠実な青年です。だから私も安心して質問をしたり牛の状態を
教えていただき、初めてわかったこともたくさんありました。
そして牛への接し方もとても大切にしてくれてそれも嬉しいものでした。
削蹄師のなかには職人肌でどうにも話しにくい方もおられるのですが、私は牛の
状態を知るためにもRickyのように丁寧に質問に答えて下さる削蹄師は大切
だと知ることができました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

まこやんを通じてのご縁ですがまこやんにも感謝です。

Rickyの奥さまnanaさんとはブログのお友達でもありますが、私よりお若いのに
本当にしっかりした女性です。今回もお手紙を添えておいしいケーキまで
ご主人に持たせて下さいました。オトコマエで心優しいnanaさんがおられることが
どれだけRickyの仕事に好影響を与えていることか。
これからも仲良くして下さい。本当にありがとう。

ロールケーキ

   おいしいロールケーキ。息子がワンカット食べて抱え込み。(汗)


伝える能力
昨日のエントリーに引き続いての話。
二人のバイヤーが異口同音に言っていたことが

  製品の価格に対しての価値を消費者に納得してもらうための努力

ということです。良い製品を作る生産者でも、それを伝える能力が乏しいと一流の店と
ご縁を持つのは難しいかもしれないと実感。

不況で100均ショップや200円弁当が大人気の中、製品に見合った価格でものを
売っていくことが数年前より小売の現場でも大変になっていることが伺えました。

以前は良い製品を作れば、商品説明は自分たちに任せて欲しいという雰囲気
だったのですが、生産者にもそれが求められるようになったことを感じています。


小売側の努力だけでは製品の魅力が消費者の心に伝わりにくくなっているのかもしれません。

少し前までは、小売の現場で「顔の見える生産物」とか「産地直送」を謳って生産者の
顔写真を貼っておけばそれなりのインパクトがありましたが、現在は不況に加えて
有機農法なども市場が成熟し、その程度の説明では付加価値はもうつきません。

取引開始前に担当者とじっくり話し合い、資料や写真も使いながらとにかく製品の
魅力を売場の担当者が言葉でも表現できるように生産者ならではの言葉や表現を
伝えることは大切です。私のこの小さなブログにも実際に購入されたお客様が
ベーベ工房で検索して訪問されるので、製品や生産に対する考え方ををわかりやすく
伝えることは、付加価値をつけるために今後ますます重要になると思います。

少し前までは農家ブランドを立ち上げて稼動してゆくには

  素朴さ (良い意味の)田舎のイメージ 元気さ  明るさ

などのイメージがあれば十分でしたが現在はそれに加えて

  冷静さ 周到さ 洗練された表現 知性

という従来の農家には求められなかったイメージも必要になると感じています。

最近は農産物のブランド化を進めるため行政や農協も真剣に取り組んでいます。
でもひとつ残念なのは、伝えるための言葉の表現がどれだけ大切なツールか
私ほどには重視されていないことです。表現力をつけてゆくのはひたすら努力を
することです。作ることと同じくらい伝える努力は大切です。

  
ジャージーさまさま
このろころ残暑が厳しくて牛の管理に気を使う日々です。お産もあったし。

夏の牛乳は牛も体を維持するのが精一杯なのでどうしても薄くなります。
先日の検査結果はそれでも乳脂肪分3.9%無脂固形分8.52%をキープ。
ホルスタインも頑張ってくれていますが何といってもジャージー牛2頭の
頑張りが大きい!まさにジャージーさまさま。 
乳脂肪分6.5%だですから。凄いでしょ。

ところで現在搾乳しているジャージーは2頭。これに子牛のちろりときらり。
もうすぐまたお産があるのですがメスでもしかしたら他のジャージーを飼っている
牧場に売るかもしれません。あまりにもジャージーが増えすぎてもバランスが
崩れるのでちょっとジレンマです。

ジャージーの牛乳はバケットで別搾りなのでチーズを作るときの強い味方です。
気が強いけれど小柄で可愛らしい牛です。


ジャージー

ジャージーのスカーレット。隣は母のメラニー。


久々に前橋に出たので伊藤牛乳を買ってきました。前橋の酪農家の手による牛乳で
私の心の中では県の食材セレクションの推奨品。高級スーパーのマルシェで扱っています。

伊藤牛乳

     牛乳が145円。コーヒー牛乳が156円。ビンも可愛いから好き。 


選挙も期日前投票をすませました。さて30日の開票結果はいかに?

先輩の励まし
最近、モッツァレラの技術にスランプを感じている主人。
暑い中、トウモロコシの刈入れもあり精神的に張り詰めています。
固いモッツァレラもあってご迷惑をおかけしてお詫びをして私もかなり凹みモードでした。
近く、チーズバット用のタンクの点検とアドバイスにベーベ工房のプラントを作った
技術者にも来て頂くことになりました。

私までチーズのことでどんよりモードになってしまい、たまには他の方のモッツァレラも
食べたくなって、主人が尊敬し何度もお話もしたことのある北海道のチーズ職人
アドナイの堤田さんに思い切って電話をかけオーダーをしてそして悩みを聞いていた
だきました。


チーズ工房アドナイ

堤田さんは酪農学園大学の先輩でもあり、結婚前から主人は親しくさせていただいています。
北海道の興部でチーズ工房を営む彼は、岡山の吉田さんに匹敵するカリスマ職人です。
現在は27才になられたご長男も立派に後を継がれて、以前より余裕を持ってチーズ作りに
打ち込んでおられます。

久々の電話でしたが、私がモッツァレラの悩みを打ち明けたところ

 ① うまくいかないこともある。休みたければ1回休んでリラックスすること

 ② 楽しくやれないと余計に悪くなる

と堤田さんの個性でもあるちょっとブラックなユーモアを込めて励まして下さいました。
さりげなくですが、カチョガヴァロなどの技術についても的確に助言をいただきました。
主人に伝えたところかなりリラックスしてくれたようです。
私も良い意味でゆるゆるになってしまい。  久々のゆるゆる感覚は
こんなに幸せなのかと驚いています。

堤田さんのお人柄もあるのでしょうが、80年代からのいわば日本のナチュラルチーズの
黎明期から本格的なチーズ作りに取組んできた職人たちは、同業者でも信頼できれば
技術的な助言も下さったりオープンマインドで接して下さる方が多いです。
みなさん個性もアクも強いけれど、心の優しい方が多いです。

チーズ作りは本当に奥が深い。その喜びも苦しみも知り尽くした先輩の励ましは
言葉にできないほどのエネルギーがあります。私はサポート役ですがそれを糧に
チーズに向き合おうと思います。

アドナイのチーズが届くのが楽しみです。日本を代表するチーズ職人のチーズを
みなさんにも是非食していただきたいと思います。

ブランド適齢期
結婚や出産に適齢期があるように小さな農家が私たちのように自分で手がける
ブランドを持ちたいと思うときにも適齢期があるように思います。

農業だけでなく販売まで手がけるとなると、その部分は親の世代の助けは借りられ
ないので自分とその妻でやることになることが多いかと思います。
ここでは人材を雇用できる法人と独身の若い方が手がけるブランドではなく
基本的な部分を夫婦で行う場合について書いてみたいと思います。

理想は

  ① 30代でまだ親もバリバリの現役でかつ既に子供が2人ほどいる時期

  ② 逆に50代後半~60代で子供がほぼ自立して経済的にもゆとりができ
     小規模生産でも心からブランド作りを楽しめる時期

このあたりでスタートさせるのが一番良いと思います。①は何といっても親の体力が
あり基本の生産部門を任せられれば立ち上げから軌道に乗る2年くらいは加工
~販売に全力投球できます。場合によっては販路開拓で上京する必要や
パッケージ業者などいろいろな情報を収集する必要があるからです。
できればこの時期に既に2人ほど子供を持ち、妊娠~出産がかぶらない方がベターです。
(デリケートな問題をストレートに書いて申し訳ありません)

②のいわば人生の第二ラウンド的なブランド作りはある意味では私の理想。
群馬で山羊のチーズを作っておられるギャルソンチーズ工房などは憧れの存在です。
本当に作ることを楽しめるのはこのパターンかもしれません。

ベーベ工房を結婚の翌年からやっていますが、正直言って私の場合いろいろな想定外が
ありました。まず結婚7年目でようやく長男を42才で高齢出産。 
当然親も高齢で病気がちになり労働力不足。何より子育てと私の体力の低下。
息子を授かったことは本当に幸せですが、息子が大学を出るまでは何とかベーベ工房を
維持しなければの重圧も凄いものがあります。
かといって始めてすぐに出産していればベーベ工房の現在はないわけで。
どちらが良いとは言えないけれど時に悩む問題です。

自分の生産物を加工~販売というのは大変だけれど幸せなことです。
苦しいけれど幸せ。そんなほんのちょっとの気持ちの余裕がさらに良い物を生み出します。
このエントリーを読んである意味私を反面教師にしてスタート時期を考えていただければ
幸いです。お断りしておくと息子がいることは何より幸せですよ。 

県民性について
今日はさらっと書く日記です。
おとといの高校野球の決勝戦。
惜しくも10対9で敗れたものの新潟県の日本文理高校の9回2死からの怒涛の
攻撃は本当に凄かった。ピッチャーの伊藤君が打席に立ったときの伊藤コールは
総毛立つような感動でした。

主人が言うにはあの奇跡的な粘りはやっぱり新潟県人だからこそで何事もさっぱりと
あきらめの良い群馬県人ならありえないことだと。(笑)
(でもハンカチ王子こと斉藤祐樹投手は群馬出身ですが)
確かに群馬の県民性はあきらめがよすぎる、(良い意味の)執着心がない
と一言でいうと淡白で根性がないところは見受けられます。
(これは生粋の群馬県人の主人や義父が言っているのであしからず )

このさっぱりした県民性は仕事でも微妙に影響するようで。
東京で各県の代表が集まって牛乳の価格交渉をするときも一番最初にあきらめるのが
群馬代表だと言われたこともあります。酪農が基幹農業の北海道は必死さと根性が
まるきり違うそう。営業も交渉も相手との相性が合えば最後の一押しで違うので
そこは頑張って欲しいです。成功するためには時に、図々しいの一歩手前の
やる気と粘りは必須条件です。

私は以前も書きましたが父方が広島、母方が岡山で関東の血を一滴も持たない
人間です。あちらは群馬に比べて目端が利いてはしっこい。
(戦国武将なら毛利元就が典型だそう)主人が時々私の仕事ぶりに対し
「このしぶとさと瞬発力はやっぱり群馬県人とは違う」と言っています。(笑)
育った環境もあるでしょうが、県民性は血液型よりは性格に如実に出るように思います。

でも、このさっぱりした県民性のお陰で私は群馬になじむことができたと思います。
義理の叔父や叔母そして主人の従兄弟たちもやさしい人間ばかりで。
わりと正直な県民なのであまり食の不祥事も聞きません。
住むにはよい所ですよ。群馬県。お世辞じゃなくてね。


トウモロコシ収穫始りました
仕事日記。
昨日から飼料用トウモロコシの収穫が始りました。
ベーベ工房の製造もあるので一年で一番忙しい季節です。
あと数日はかかる見込みです。生育状況はまずまず。

以前は何軒かで共同でやっていましたが廃業が相次ぎ去年から主人一人でやっています。
機械で刈るのですが、この機械の維持費も大変です。(酪農は機械にかかるコストが
高いのです)

同じ組合の酪農家でも集落的経営の地域だと、機械の購入も三人以上の組合を作って
機械の購入資金の一部に補助金をつけてもらえますが、私たちの住む地域では酪農家が
数件しか今はなく、経営の苦しいところもあり組合が作れず夫が単独で購入しました。
(一緒に利用する酪農家に使用料をいただいています)
200万円ほど借入れはしましたが、組合ではないので拘束がなく主人のペースで仕事が
できることは却って良かったかもしれません。

余談ですが、元々の開拓農家の集落的酪農地域では、組合を作って補助金もつけて
もらえる代わりに、私生活まで一致協力が今でも要求される雰囲気が強く他所から
嫁いだ女性は慣れるまで大変なようです。奔放かつマイペースな私はとても
やれないと思います。主人のベーベ工房も開拓地域ではどうだったでしょう?
自由かさもなくば補助金か?なんてね。
私は迷わず補助金より自由を選びます。 

私の方は昨日、サンプルをお送りした高級スーパーから「前向きに検討します」
の返事をいただきほっとしました。そしてこの先10年の経営方針のこともあり
10年間お世話になっている東京のオーガ二ックショップ・GAIAの社長に電話をして
楽しくお話をしました。GAIAの清水社長は私より10才ほど若いですが、かなりの
有名人でかつ私が何でも相談できるカッコイイ社長です。

トウモロコシ

  これがトウモロコシ。機械で粉砕して専用の倉庫で発酵させます。
  息子いわく「牛のおつけもの」だそう。原理的にはその通りです。



おいしいつながり
リコッタチーズを使ったタルトやクッキーなどはイタリアではポピュラーなお菓子ですが
日本ではあまり知られていません。(国産のリコッタは数件しか作っていないし)
どうしても具体的なレシピを知りたいので。息子の誕生日のケーキを予約する電話で
千葉のけい工房の小林啓子さんに試作をお願いしました。今週リコッタチーズをお送り
する予定です。以前からリコッタに関心があったという彼女に快諾していただきました。

けい工房HP

けい工房さんはお取引先を通じて知り合い、息子の誕生日のケーキを毎年予約しています。
オリジナルのキャラクターケーキを作っていただいています。去年はポニョでしたが
今年はおととしのトトロのチョコレートケーキと息子がリクエスト。
見かけこそ可愛いけれど素材が吟味されていて、味は本格派。本当においしい!
息子よ感謝しておくれ。(爆)

けい工房の存在を知ったのはお取引先オーガニックショップのGAIAさんや
アースマーケットさんを通じてです。それから直接オーダーするようになりました。

私が恵まれているのは仕事を通じておいしいものを作る方との繋がりに恵まれたこと。
本当に作ることが好きでおいしいものをその手から作り出す人は不思議と人間的にも
素晴らしい方ばかり。おいしさも人なり、なんでしょうか?


リコッタ

    さて、このリコッタがどんなスウィーツに変身するか?
    ワクワクしております。 





ケチはダメよん
食べ物仕事をしていて感じるのが

   ケチはダメ

ということ。

地元の産直農園や直営の販売所の評判が折に触れて伝わってくるのですが
(このあたりの感覚が田舎なんですが)評判のよろしくないところについて皆さんが
異口同音に言われるのが「サービスが悪い」「オマケをくれない」などの
一言でいうとケチ(笑)ということ。

地元のりんご農園に行くと恐縮するほどりんごのおまけを下さるところが多いのですが
おまけをつけないとケチと悪口を言われるのだから大変です。

生産者自身の性格もあると思いますが、販売というサービス業が加味されると
農家といえど気前のよさは必需品です。
別にお客様に媚びる必要はありませんが、せっかくお越しいただいた方にはやはり
値段以上の満足をいただけるのが本望というもの。私はずっとお取寄せして下さる
方にはできる限り自家菜園の野菜など何らかの小さなプレゼントは同封しています。
(お客様に「お宝」と言って頂いたり、お歳暮をいただいたりこちらこそ感謝しています)

私は商売人の家の出身ではないのですが、老舗の商売人によると
「お客様の喜びを自身の原動力にできるのが本当の商売人」だそうで
私は自分もこうありたいとずっと願っています。ちょっとしたおまけや手書きの
一筆箋はこちらの思いが確実にお客様に届く手段になります。
ケチと言われるくらいなら私はこの仕事をやめます。(とキッパリ)

おしいものを作る人間なら、おいしい喜びをお客様と楽しく共有したい。
この気持ちがあればきっと辛いことも乗り切っていけますよ。 

時々感じるのですが、「人はモノやカネじゃない」という言葉がいかに偽善ぽいか。(爆)
何でもモノやカネにあかして、は下品だけどちょっとした気持ちを込めるにはやっぱり
モノやカネも必需品かと。このあたりの微妙な感覚はとても大事かと思います。

石ラー

  おまけの定番。石垣島ラー油。
  お友達にはおなじみですよね。 
情報は正直に伝えよう
私たちのような小さな生産者でも取引を長くやっていると、経済情勢や気象条件に
よって牛の飼料の配合成分を変えざるをえなかったり、原価の値上げをお願い
せざるをえなかったり、いわば「マイナス」になることを取引先に伝えなければ
いけないこともあります。

特に去年はそのようなことが多くありました。牛の配合飼料は特別に非遺伝子組換え
のものをオリジナルに作っていただいていましたが、穀物価格の異常な高騰と
何より非遺伝子組換え(NONーGM)のトウモロコシや大豆が入手できない状況で
やむを得ず、一部の原材料を変更せざるをえなくなりました。それについては組合に
成分表を作成してもらい、取引先に送付してご理解をいただきました。

先日、新たにサンプルをお送りすることになったオーガニック関係の生協型の会社の
バイヤーにも正直にこのことは電話でお話しました。担当者はさすがに事情をご存知で
「どれだけ誠実により良いものを作るかを考慮していますので心配しないように」
とやさしい対応をして下さりほっとしたのを覚えています。

私の尊敬するバイヤーは「良い取引先は率直に話をできるところ」とおっしゃっていますが
本当にそうだと思います。食の安全にどこの店も神経質になっており、やむをえない事情とは
いえマイナスの情報を伝えることはやはり勇気が必要です。
それでも、これからも隠しごとのない晴れ晴れとした気持ちでお取引するには勇気を持って
伝えるべきと思うしそのように心がけてきました。

食の安全を守るにはもちろん生産者の努力とモラルが基本ですが、消費者や小売側の
理性的で温かい目も不可欠だと思います。特に農産物は気象条件など人の力では
どうしようもない要件で品質や収穫量が大きな影響を受けるものです。
絶対にこの量は納品しろ、大きさもこの規格以外のものはダメ。数年前はこのような
圧力に負ける形で国産しじみに(心中は泣く泣くだったでしょう)中国産しじみを混ぜてしまった
という切なくなるような話も新聞に載ったものでした。

消費者や小売業界の温かい理解と応援があるからこそより良いものを作ろうと思うし
辛いことも乗り越えられる。私たちもこの先もマイナスになるとこと伝えなければならない
こともあるでしょう。それでも伝える勇気だけは忘れたくないと思うのです。

ブランドのための傾向と対策
ベーベ工房を始める時に漠然と考えたのは

  「生産量が少ないので量販店より安全にだわった店に出したい」

ということ。当時は現在のように食の安全や消費者の信頼ということが一般的な
概念ではなく自分たちの手探りで必要な情報を収集しました。
大手メーカーのものと差別化され、消費者に信頼され愛される製品作りにはいくつかの
キーワードがあります。ここでは乳製品について列挙します。

 ① 酪農家の手による製造(飼料作り~製品の発送まで一貫して手がける)

 ② できるだけ自給飼料を作ること

 ③ 食品添加物や脱脂粉乳を使わない製造方法

 ④ 糖分はブドウ糖果糖液糖ではなく国産の砂糖を使う
 
 ⑤ リサイクルに配慮した容器

 ⑥ 低温殺菌・ノンホモ牛乳からの加工であること

 ⑦ 伝統的なヨーロッパの製法による安全で美味なチーズ

 ⑧ イメージにふさわしい可愛らしくすっきりしたパッケージ

狙ってこのようなことをセールスポイントにしたわけでもありませんが実際に製品が
流通するようになり,、上記のようなポイントが差別化商品・ブランド化のための
「加点要素」ではないかと思えるようになりました。もちろん上記のポイントを価値の
あることだと信念を持ってくださるお取引先やお客様があってのことですが。

野菜でも果実でも乳製品でも小さな生産者が自分で製造から販売まで手がけ
いずれはブランドとして育てたい場合は、普段から例えば農薬や肥料、飼料や
原材料をできる限り安全で負荷の少ないものにすることを心がけその上で
どうすれば、差別化された高品質のものと認めてもらえるかしっかりとポイントを
押さえた傾向と対策をたてることをお奨めします。
場合によっては安全基準の厳しさに定評のあるスーパーやオーガニックショップ
などのバイヤーにお願いして取扱い基準を教えていただくこともいいかもしれません。

書きながら大学受験のことを思い出してしまった。
一通りの勉強を終えると最後に手を出すのが志望校別問題集。いわゆる赤本。
志望先に何が求められるかがわかる必勝法です。
私はこのおかげで大学にも合格し、今に至る仕事の方法論も会得しました。
仕事には机上の論理より傾向と対策が必要です。エラソーですが。(笑)
「努力する農家」という言葉
政権交代して民主党がもし政権をとったら農業政策もかなり変わると思います。
民主党はすでにマニフェストで「戸別補償制度」を謳っており、現在の自民党の
大規模農家の強化政策よりは小規模農家への配慮は感じます。

ところで麦などの補助金の交付が2007年度から大規模農家しか受け取れなくなり
小麦の産地として有名な群馬でも小規模農家が減少しています。
自民党は大規模農家への保護政策を「努力する農家への所得最大化」としていますが
私はこの「努力する農家」という表現にどうもひっかかってしまう。
(うちは認定農業者でかつ飼料作物も4ヘクタールは作っている農家です)
耕地面積だけが努力や収益性の目安でもないだろうに、と。

小規模農家は後継者難もあり周囲でもどんどん減っています。
土地が荒れることを懸念して、主人のもとには時々「地代は安くていいから土地を
使ってくれないか」とお話があります。現在飼料作物を作っている畑は半分は
自分の土地で残りは離農農家に地代を払って使用しています。
離農農家の土地はレタスの産地として名高い昭和村の大規模生産法人が
それなりの地代で借りている地域も点在しています。

こんなことをはっきり書くのは、気が引けるのですが自民党の進めてきた
「努力する農家」の支援策は農村で微妙なヒエラルキーを産んでいるように
感じることがあります。離農した農家(ある程度高齢ですが)の人間は地代だけでは
食べてゆけないのでシルバー人材センターなどに登録してレタスやこんにゃくの
収穫に出ている方が多いのです。地元の私たちが臨時に派遣をお願いしても
大半の会員がレタスの収穫に出払っていることもありました。
はっきり言うと「地主と小作」の構図です。

補助金の受け皿を大規模農家に限定することで生産法人の傘下の元で生産を続ける
農家も多く見られます。本人が満足していれば何も言うこともありませんがこれ以上
規模による階級性が固定化すると、新規就農は大企業しかなくなってゆくと懸念して
います。(自民党はそれを望んでいるのでしょうが)

私たちの強烈なプライドの源泉はぎりぎりの4ヘクタールを作りながら補助金を
もらわずベーベ工房をやっていることかな。ブランドを作って維持することはプライドの
一つの表現。小作人の気持ちでは絶対にできません。
大規模農家の収益性アップも重要ですが小規模でも真のプライドを持てる農家の
育成にも政治的配慮を願いたいと思います。




選挙に行きますか?
衆議院選が公示になりました。民主党のマニフェストをまとめた冊子はあっという間に
なくなるほど各界で読まれているそうです。本当に政権交代になりそうで。
私が住むのは保守王国の群馬1区ですが、民主党の候補にかつてない活気を感じます。

タイトルの質問には?もちろんYESです。
私は今回は政権交代に期待します。小泉改革は「滑り台社会」と格差社会を
もたらしたと実感しているからです。せめて真面目に働けば報われる社会であってほしい。

ところで、朝日新聞に「誰のために穂は実る」と題した農業と政治の関わりを論じた
連載が掲載されています。これまでは政権政党である自民党支持で集票マシーン
とすら言われていた農協などの農業団体が今回は民主党寄りになったり自主投票に
したり、ここでも大きな変化が見られるようです。農協のトップは「政権党を支持するのが
当然」と何かのインタビューでおっしゃっていましたが、農家のしたたかさに非農家出身
の私は少しびっくりしました。

ところで私もこうやって政治に関することを素人レベルでも書いているのですが
こうやって普通の女性が政治のことを自然に話せる雰囲気に社会が成熟したのは
それほど昔のことではありません。1980年代後半の土井たか子さんが活躍されて
以来だと思います。選挙権は誰に押し付けられるものでもない権利。
しっかり考えて政権交代がテーマの選挙の投票に行きたいと思います。


英米法

  大学の専門科目では英米法が一番好きでした。これが教科書。
  今でも読み返す唯一の基本書です。法のあり方についても書かれています。

今度はバター余り
去年の春のバター不足から一転して今度はバター余りです。
下記のニュースサイトによると現在、適性基準の2倍にあたる国内消費量の
5か月分のバターの在庫があるようです。

バター不足から一転


原因は主に去年秋からの消費不況。菓子やパンの製造コストを迎えるために安い
マーガリンや外国産のバターに切り替えて使用するメーカーが増え、家庭での
消費も低迷していることです。

不況で消費の低迷。だから製造コストを切り詰める。品質や味よりも目を引く低価格
商品で勝負したい小売業界。どれも仕方のない一面はあると思います。
それよりも感じたのが、日本ではまだまだ乳製品が高級品で食文化として
根付いていない現実です。

バターとマーガリン、ましてやショートニングは全く別ものです。
味や食感が良い代わりにバターは高いのも事実。高級菓子メーカーや
レストランは絶対にバターしか使わなくても量販店だとマーガリン。
フランスあたりとまったく事情の違うところで牛乳を始め乳製品を製造して流通させるの
だから酪農家も業界団体もメーカーも大変です。ここでちょっとおさらい。


牛から搾乳した生乳は

          ① 飲用乳                  ↑ 価格高
          ②ヨーグルトなどの発酵乳        
          ③バター
          ④チーズ                    ↓ 価格低
  
  というしくみで流通されます。

こういう価格事情があるので上記のサイトにもあるように雪印が2007年に北海道に
大規模なチーズ工場を建ててチーズを増産したのですがこれが予想より売れなかった。
そこで保存の利くバターと脱脂粉乳の製造に生乳を回したことで余計にバターが余る。
乳製品の製造~流通の構造的な問題は去年から何も進歩していないのが現状です。

チーズを本当に好きな消費者は手作りのナチュラルチーズ(国産・輸入ものを問わず)
を嗜好するので大手メーカー製のチーズはちょうど中途半端な位置づけ。
魅力的な製品開発が何にもまして要求されているのです。

今年の暮れはまた酪農家にバターと脱脂粉乳の余剰分が回ってくることでしょう。
もちろんタダではなく乳代差し引きという強制的な天引きで。
うちでは食べきれないバターはヨーグルトのお客様にお歳暮でプレセントして喜んで
いただいています。でも保存の利かない無塩バターではないからお菓子作りが好きな
方には回せない。どうにも中途半端で困ったもんだ。 

それより恐怖はセメント袋サイズの脱脂粉乳が回されそうなこと。
こんな量誰が使うんだ?欲しい方がいらっしゃったら是非お声をかけてくださいね。
ランキング嫌い
私はランキングというものが昔から苦手ではっきり言うと嫌いです。
子供の頃から塾に行っていなかったけれど、友人の誘いで日能研のオープンも模試も受けて
自慢ではないけれど名前がのったりして親が喜んでいましたがそれでもランキング付けは
苦手でした。多分性分なのでしょうね。

バブルにグルメブームがはじまってから食の世界もランキング全盛。
テレビ番組でも雑誌でも生協のカタログでも。
ベーベ工房は製造量も少ないのでランキングに関心がなかったのですが
それに気付かせてくれたのが同じ酪農関係の乳業メーカーでした。
低温殺菌牛乳で定評のあるその会社は人気の生協型の共同購入の会社に出荷
されているのですが、担当者は毎週の人気ランキングがものすごく気になるとおっしゃって
携帯でも頻繁にチェックするとのことで驚きました。

その共同購入の会社は首都圏で人気のある会社で、社長は30代の東大出身の青年。
(ここまで書けば名前を出さなくてもお分かりですね。
会員も比較的高学歴の20代~40代の主婦が多い。私の勝手な分析ですが社長も多くの
会員も子供のときから模擬試験やお受験のランキングの世界で生きてきたのかな。

でもね、売上げが気になるのは仕方がないけどランキングに過度に振り回されることは
生産活動に支障をきたしますよ。絶対。2000年に社会問題になった雪印の食中毒
事件も背景に雪印と明治の牛乳の売上げの熾烈な競争があったというのが定説です。
市場のシェアやランキングに振り回されると生産に集中できません。イソップ童話の
競争でお腹が破裂したカエルの話は正鵠を得ていると感心します。

ベーベ工房はそもそも生産量が少ないのでランキング的には番外です。
それだからこそ二人で腰を据えてやっていられるのかもしれません。
主人は極めつけのマイペース人間だし、私も自分との戦いは頑張るけど回りに煽られると
とたんにやる気がでない人間で。子供の頃からあのランキング表が嫌で塾にも予備校にも
行かなかったといえばどのくらいランキング嫌いかご理解いただけると思います。
三つ子の魂は何とやら、ですね。

運の良さについて
息子のハトコ(ややこしい言い方ですが主人の従姉妹の息子)が出場している
甲子園。東京農大二高は延長戦を制して三回戦に進出しました。
延長戦でヒットを放ち、決勝のホームを踏んだのが彼です。新聞に写真も満載。
祖母にあたる主人の叔母には結婚以来、実の姪のように可愛がっていただいて
います。それだけに甲子園での活躍は自分のことのように嬉しいです。

昨夜、叔母が甲子園のお土産を持ってきてくれました。
そこで口にしていたのは「あの子は小さいときから運の強い子だった」という言葉。
これは彼の応援に行ったリトルリーグ時代の監督もおっしゃっていたそうです。

私は占いも血液型も風水も信用していませんが、運の良さは大事に考えています。
もちろんそれは努力を重ねた結果の運の良さですが。
特に出会いにはそれを感じるし私はそれに恵まれてきました。
司馬遼太郎さんは繰り返し「名将の条件はひたすら運の良いこと」とおっしゃっています。
司馬さんに言わせると「悲運の名将はありえない」のだそう。

運の良さは決して占いなどの結果ではないと思います。努力と笑顔と忍耐とそんなものの
積み重ねではないかと。叔母の笑顔をみていてとても幸せな気持ちです。

個人的にはベスト8に進んでくれるのが希望です。さて19日の三回戦どうなることやら。


甲子園

   甲子園のおみやげ。メガホンで叫ぶ息子がうるさいです。 

リコッタのPR
これは以前デジカメで撮った写真ですが、、明日チーズを製造するときにもう一度
リコッタチーズを撮影し取扱店の売場に出すPOPを作ろうと思っています。
簡単な食べ方の紹介文も書く予定です。


リコッタ3

本場のイタリアではお料理にデザートに日常的に使われているというリコッタチーズ。
イタリアを何度も訪れておられるcookery-worldさんの手にかかるとベーベ工房の
リコッタが下記のように変身。 

世界たべあるき日記

ベーベ工房のリコッタチーズは1回で50個作るのが限界です。
それでも2005年のALL JAPAN チーズコンテストでは金賞にあと一歩の
優秀賞も受賞。食通のお店とお客様に愛されてきています。

作り手としてさらにおいしい食べ方も写真を通じて提案できればと思いますが
これがなかなか大変です。異国の食文化を伝えることの難しさとやりがいに
チャレンジする日々です。いまさらですが........。



堆肥 de 野菜
酪農(畜産)をやっていると直面するのが堆肥処理のこと。
動物は食べれば出しますので。(爆)

適正な堆肥処理が法律で義務付けられてから約6年。うちの牧場については↓の
エントリーを参照してください。

堆肥処理について

またまこやんの記事を引用させていただきましたが、まこやんは奥さまと一緒に4年前
からアスパラガスを堆肥を利用して作っているそうです。しかも無農薬で。
寄せられたコメントを見ると小ぶりながらもとてもおいしそう。アスパラガスの栽培は堆肥を
たくさん使うので畜産農家の野菜作りには最適だそうです。
(こういうことを楽しみながらやってしまうまこやんは本当に素敵だと思う

アスパラガス

ところで先日ある雑誌で「家畜の堆肥を使う野菜は好ましくない」と大きく出ていました。
確かに過剰に使うことは飼料作物でも害になりますが、土壌や野菜の成分分析をして
有害成分が検出されなければそこまで言わなくても、と酪農家として考えてしまいます。
酪農家の多くは堆肥の成分について毎年検査もしているのですが。

欧州では事情が違うようでイギリスの有機農法は家畜の堆肥を撒いた畑で
農産物を生産することを「closed cycle」といって循環型農業として非常に高い
評価をされているようです。イギリスは古くからの畜産国。堆肥を畑に還元する
ことは国情に合った有機農法なのでしょう。日本でも古くから小規模に飼養している
家畜の堆肥を還元した畑で野菜を作っていたわけで、そこまで気になるなら基準作りを
して家畜の堆肥を使った野菜作りにもう少しやさしい視点が欲しいと願っています。

茨城の美浦はマッシュルームの一大産地です。これは中央競馬の美浦トレーニング
センター(トレセン)があって馬糞が出るため昭和50年代にトレセンができるにあたり
農水省がオランダに研修員を派遣してマッシュルーム栽培を導入したそうです。
(かつて騎手の妻でもあった吉永みち子さんのエッセイにありました)

美浦のマッシュルームのように酪農のイメージアップになる野菜がブランドにならないかと
ひそかに願っています。うちは自家菜園レベルですが。 

終わらない物語
最近、10年後を見据えた取引先の新規開拓に没頭中。
10年間お取引していただいているお店もあり、まだ恵まれている方ですが
それでも中にはやむなくお取引を休止するお店もあります。
(売上げが激減しているわけではないのでご心配なく)

去年の秋のリーマンショックに始った世界的な大不況。
消費者はその直後から不況を実感していますが、納品する側としては今年の6月
以降の方が少しですが不況の影響を感じています。多分、決算を迎え具体的な数字が
上がり経営者もそれを見て取扱い商品を再検討しているのだと思います。
ベーベ工房も今までのように高級スーパー主体の取引にプラスαを考える時期に
来ているのかもしれません。

例えばリコッタチーズ。イタリア在住の友人の尽力で手に入れることができた
チーズ製造のためのカゴ。リコッタの外観が格段に美しくなりイタリア仕様になりました。
この外観なら、レストランでシンプルに野菜とオリーヴオイルと併せた前菜として使える。
そんな思いを共有してくれるであろうレストランをいくつかピックアップして営業にいく
つもりです。そして先日書いた老舗の百貨店への営業。

名のあるレストランに営業をする勇気を持てるようになるまで10年かかりました。
その自信を持たせてくださったのは今年からモッツァレラを納品させていただいてる
東京の人気無国籍料理店。ここでの好評は本当に大きかった。
輸入ものよりコスト高になる国内産のチーズをレストランで定期的に扱って
いただくには、コスト削減をしながら国産の酪農家手作りのチーズの良さを先方に
納得していただかなくてはなりません。これは作って1年やそこらでは無理なことです。
(始めてすぐのチーズのネット販売でレストランから引っ張りだことあると眉ツバと思う)
優れた料理人は自分の料理に輝きを与えてくれる安全な素材しか扱わないからです。

秋にイタリアに行ったら料理人の友人にもたくさんの助言をしていただくつもりです。
ベーベ工房の物語は次のステップが第二章。続いてゆく終わらない物語にするための
暑い夏を過ごしています。

息子のハトコがレギュラーで出場している甲子園。東京農大二高が初戦突破。
延長戦でヒットを打ち決勝のホームを踏んだのが彼。家中大騒ぎです。 


ベラ

生後半月の子牛のベラ。人懐こくて癒されます



女性の経営者
今日の日記はちょっと毒舌モードかもしれません。
なるべく抑制して書きますが、やっぱり毒舌かも。(汗)

最近は群馬でも女性の経営者や若手の老舗旅館の女将さんもふえて
ここ数年、私も何人かの方とお話しする機会がありました。
いずれも行政機関にも評価され、それなりに有名な方々です。

すべての方、とは言いませんがやり手として有名な女性経営者の中にはお化粧も
ファッションもかなり神経を使っているのに女性というより男性と話しているような気持ちに
させられる方も多いのが気になります。私より一世代上の方なら彼女たちが
お若い頃の社会の女性観を考慮すれば、それも仕方のないこととも思いますが
私より下の世代だと、少し違和感を感じるのが正直な感想です。

私自身、雇用機会均等法の恩恵もそれなりに受けた世代ですし幸運なことに
父親にも「女だから勉強するな」「短大で十分」とは一度も言われずリベラルな環境で
育ったので男女平等は当然のことと感覚レベルで思っています。
それでも違和感を感じてしまうのは

 ① 目の前のお客様のことより、行政に顔が利くとか補助金をたくさんつけて
   もらったとか経営者というより、まるで保守的な政治家のようなことが仕事が
   できることだといささか勘違いな言動

 ② 人的交流も大事な仕事でしょうが、お子さんもいるのにまるきり家庭での
    姿が想像できないほどのハードなスケジュール

 ③ 以前書きましたが、現場にはほとんどおられず携帯でしか連絡が取れないほど
   行動範囲が大き過ぎる

特に私が疑問なのが①に挙げた補助金をつけてもらうことを自分の能力のように
言われる方。壮大な夢を語るのは結構ですが、目の前のお客さんがお留守になって
いる方もお見受けします。補助金をつけてもらうには行政に顔が利くことが必要なので
行政とのパイプ(つまりコネ)を自慢される方もいます。
こういうことを私より若い方が自慢していると、おばさんを通り越しておじさんと話を
しているような気持ちになって何だか暗澹としてしまう。

昨日、片品のCou屋さんにおじゃまして短い時間でしたが心からくつろげたのは
お料理やお店のしつらいだけでなく奥さまの柔和でふんわりとやさしいお人柄に
よるところも大きかったと思います。久々に温かな気持ちになれた一日でした。

女性らしくということは自分らしさを忘れないこと。最近はそのように感じています。
自分が何に感動して、その感動をどうやって自分らしさに昇華させるか。
そうやって生きている限りは女性なのにオヤジと言われることはないと思っています。
毒舌日記をごめんなさい。 


片品へ小旅行
息子もすっかり元気になったので来週からはまた忙しくなるのでお取引先でもある
片品のペンション&カフェのCou屋さんに行ってきました。

Cou屋さんのHP

久々の片品は片道2時間です。12時過ぎに到着しました。
ご主人は一度お越しいただいたときにお会いしましたがやっぱり仕事場では
料理人の顔。かっこよかったです。そしてきれいで優しそうな奥さま。
人見知りの息子もすぐに打ち解けて嬉しそうでした。子供にも優しい空間です。

ランチプレートもおいしかったし、ウッディでセンスあふれるでもどこかほっとする
空間に日頃のストレスも吹き飛びました。常連のお客様で賑わいパンもほぼ
売り切れ。何だか自分のことのように嬉しかったな。

cou屋さん1

   メニュー。ベーベ工房のチーズを使ったピザもあります。


cou屋さん2
  
  とても安らげる空間です


パン

  ご主人が毎朝焼く天然酵母パン。ファンも多く売り切れ寸前をゲット。

冬になると宿泊もできます。本とノートパソコン片手にお篭りしたいです。 

実はピザをオーダーしたらプレゼントしてくださいました。本当にありがとうございます。
画像をアップする前に家で息子が半分食べてしまい。(汗)行儀悪いぞコラ 

帰りは名物のヤマメの塩焼きや、トウモロコシをどっさり買って帰りました。
久々の小旅行。来週からはまた怒涛の日々の始まりですが頑張ります。

お会いできて本当に嬉しかったです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

仕事日記
お盆に入りました。息子も元気になり保育園も夏休み。大変だー(滝汗)
今日は仕事日記。いつも仕事はしていますけどあらためて。

ドライブがてら今年もチーズの試作用のワイン用のブドウの絞りかすをいただくため
お願いに行ってきました。主人も本気で新しいチーズの製造に取り組んでいます。

私の方は先日少し書いたように、老舗百貨店の食品バイヤーに電話をかけて来週
ヨーグルトとチーズと資料一式をサンプルとしてお送りする運びとなりました。
別の店舗では3年前にマネージャーに声をかけていただき定番商品として
お取り扱いしていただくという幸運に恵まれました。そのことをバイヤーに申し上げた
ところ非常に興味を持っていただき本当に嬉しかった。
百貨店の名前はあげませんが(読者にはご存知の方も多いと思います)名実ともに
名門の老舗です。私が結婚前は毎日のように食品売り場をのぞき食に関して多大な
影響を受けた店舗です。私にとって特別な思いがある店舗なのです。
バイヤーに初めて電話をかけることは何度やっても手が震えるほど緊張します。
それでも一店舗ですでに実績を積んでいたことは本当に幸運でした。

先日、以前から何かと助言をいただいているバイヤーと電話でお話したとき
「たったひとりでここまでやっていることは本当にタフ」だと言って下さいました。
今までもこうやって一人で黙々と情報収集をして営業をして販路を獲得してきたので
そのことにはもう慣れましたが、今回ここまでこぎ着けたことには感慨深いものが
あります。ご存知のようにこの1ヶ月半は本当に鬱病になるのではと思うほど
精神的に参った時期もあるし、自分のモチベーションをベストに持ってゆくために
仕事では孤独な状態に自分を追い詰めましたから。さすがにタフになりましたよ。 
仕事と音楽で乗り越えられたことがどれだけ自分に自信を与えたことか。

このお取引が上手くいけば本当に泣くかも。嬉しくて。
どんな結果が出るかはわかりませんが、悔いのない資料を作りたいです。

よい結果が出たら、ある方にちょっぴり勇気を持って報告をしようと思っています。
とにかくベストを尽くすのみ。です。


近江屋

  お友達が送って下さった近江屋洋菓子店のクッキー。
  憧れの一品で歓声を上げました。本当にありがとうございます。

ローカル牛乳
まこやんの日記にとても興味深い牛乳の話がありましたので引用させていただきました。

大沢牛乳

埼玉の小さな大沢牛乳の方が大手の牛乳より自然な風味でおいしかったとまこやんが
率直に綴っています。さすがにプロの酪農家。味の差は牛乳の殺菌方法の違いに
あると的確な分析が分かりやすく書いています。

牛乳の種類の話を少し専門的ですが書きたいと思います。
牛乳の殺菌方法はいくつかあります。

①一般の牛乳に多い130℃2秒などの超高温殺菌

②65℃30分などの低温殺菌

などが主なもので、市販されている牛乳の大半は①の超高温殺菌の牛乳です。

ここ10年ほど本来の牛乳の栄養や風味を損なわない低温殺菌牛乳も増えました。
(大手ではタカナシ乳業のものなど)タンパク質が熱で変性されていないので
焦げ臭がなく、さっぱりとして私はこちらが好みです。

群馬の東毛酪農のノンホモ&低温殺菌牛乳はとてもおいしいヨーロッパでも通用する
牛乳ですが、乳質そのものが高いレベルのものが求められます。
つまりリスクも伴うということ。個人的には埼玉のローカル牛乳のこの大沢牛乳の
ように85度15分の殺菌方法でも、一般的な超高温殺菌牛乳よりは自然な牛乳の
風味が楽しめると思います。

このあたりの技術的なことは主人が詳しいのですが、大手メーカーの大きなプラントでは
機械の構造上低温殺菌は難しいそうで、低温殺菌牛乳を製造している会社は比較的
小規模なローカルな会社に多いのです。(タカナシ乳業も低温殺菌牛乳は葛巻工場で製造)

群馬でも今やすっかり少なくなりましたが、伊藤牛乳や田中牛乳など昔ながらの
小さなプラントで製造しているメーカー(酪農家)もいます。このような牛乳は製造量も
少ないので地元の限定販売。病院や昔なら銭湯の売店とか。 

私もプロなので牛乳の殺菌温度の知識はあるけれど、75度でも85度でも好きだな
こういうローカル牛乳。こういうローカル牛乳を見かけると夏場意外は即買い!な私。
私にとってのジャンルは「ローカル牛乳」。それで十分。 

天候不順
昨日から暑さが戻りましたが、今年は去年に比べ冷夏で雨も多い日々。
人間も牛も体調管理が大変です。牛の管理も気が抜けません。

本当は今日は家族で日帰りドライブ予定でしたが息子が微熱を
出しました。保育園でも冷夏の影響で風邪で休む子が多いようです。

というわけで念のために今から病院に行ってきます。
お盆休みに入るので今から出発です。
皆さんもご自愛ください。

私もベーベ工房が休みの今週中に「次の一手」の資料を作ったりやることが
多くかなり精神的に忙しい日々を送っています。
次の展開にめどがつくまでは孤独に(笑)頑張るつもり。
まるでシカゴのヒット曲「素直になれなくて」の詩のような気持ちです。

開業資金のこと
このブログを始めてから数人の方にベーベ工房を始めるときの開業資金の
お問い合わせをいただきましたので少し書いてみます。

もう10年で返済は終わりましたが、私たちが開業資金を借りたのは農業近代化資金です。
金額は1000万。利子は補助をつけていただきました。下記のサイトにあるように近代化
資金の適用には認定農業者であること、などくつかの条件があります。

農業近代化資金

近代化資金の借入れにあたってはここ数年かなり審査が厳しくなりました。
3年前にトウモロコシの刈取りの機械を買うために200万ほど借りましたが、とにかく
事業計画書などの書き方が厳格になり、3年分の決算書の添付を求められるなど
審査が厳格になりました。所属する農協では私たち以降近代化資金の申し込みが
ないということでその厳しさがうかがえます。
もし酪農をやっている上に加工のために近代化資金を借りようとするなら数年前から
事業計画を立て、添付資料もそろえて完璧な準備をすることをお奨めします。

借入れの審査が厳しくなるのは当然のことでバブル崩壊後、金融機関の不良債権処理に
膨大な税金が投入されて国家財政に大きな影響があったことは記憶に新しいことです。
不良債権を少しでも防ぐためにも漠然とした事業計画では却下になります。

これは農業関係だけではなく一般の事業の開業資金の借入れについても同じく。
下記の行政書士のHPを読みその厳しさに驚きました。

開業資金調達ネット

新規開業の場合まず民間は貸してくれません。政府系金融機関から借りることに
なりますが担保の差し入れや保証人を立てること、さらに自己資金の審査など
面接もあり多くの却下事例があるようです。500万円の自己資金があれば比較的
スムースにゆきますが全額借入れとなるとかなり厳しいです。
特に6ヶ月前後の生活の様子、無駄遣いはないか大規模なレジャーをしていないか
何をおいても開業するための資金を貯めているかは重要な審査項目です。

近代化資金にしても一般の金融機関にしても不良債権を増やさないためにこれらの
審査は当然ですし、少しでも自己資金を準備して綿密な事業計画を書ける
くらいの根性がないと仮に事業を始めても失敗します。借入れの審査はその
生き方や人生観も問われている、といまさらながら痛感しています。

私が結婚して主人の夢に付き合ってもいい、と思ったのは1996年の時点で彼が
完璧な事業計画と返済計画を当時つきあっていた私に見せてくれたからです。
いくら好きでも漠然と夢だけを語る男なら結婚はしませんでした。 
結納をすませたら速攻で近代化資金の申し込みに行った主人。
主人は夢も見るし語るけどちゃんと現実を見るしたたかさがあります。

夢を実現するための第一歩はちゃんと入れものを作ること。
そのためには何をおいても努力をして欲しいと思います。事業が軌道にのっても
ひたすら忍耐が要求される日々なのですから。まさしく今の私がその状態で。(笑)

マダムのお仕事
オーナーシェフのお店を切り盛りする女性(たいていはシェフの奥さま)のことを
マダムと呼ぶことが多いようです。旅館や料亭だと女将さん。
というわけで私も自称(笑)ベーベ工房のマダム。 

マダムの仕事と言っても優雅とは程遠く。(汗)
特に先日書いたように、新しい販路を開拓するときの情報収集や実際に先方に電話を
かけるときの恐怖に近い緊張感は今も変わりません。
ベーベ工房をよく知る方々には異口同音に「けいさんあってのベーベ工房」
と言っていただき、光栄ですがそれ以上の重圧は時に逃げ出したくなります。
それでも私が踏みとどまっているのは、生活がかかっているというあたりまえ
すぎる理由と仕事を通じて知り合った方々の応援があるからです。

私も含め小さな経営者の妻は、ただきれいで可愛い奥さんだけではすまない厳しさが
あることも確かです。特に主人がうちのように作ることが仕事の職人の場合は
作ることに集中してもらうため、営業や経理、企画の他経営の根本に関わることも
(相談しながらですが)ときに主人に代わって判断することも必要です。
それから特にお客さまあっての仕事の場合、取引先や周囲に自分から働きかけて
良好な人脈を作る度胸も求められます。マダムの仕事はやることが満載だ。(笑)

私は自分しかやる人がいないから、という受身きわまりないスタートでした。
日々至らない自分にいらついて勉強中ではありますが、ずっと心の支えとしているのが
この本。杉本苑子さんの名作「マダム貞奴」。

日本の女優第一号にしてオッペケペーの川上音二郎の妻川上貞奴の生涯を
描いた名作です。受身なスタートの貞奴のけなげな奮闘は何度読んでも励まされ
時にジンときます。あまりに女らしいけれどどこかけなげな貞奴。
ビジネス本ではないけれどマダムの原型がこの本はあるように思います。


貞奴

集英社文庫。私の所有する版は1985年の大河ドラマ「春の波涛」の
 表紙バージョン。中村雅俊の音二郎と松坂慶子の貞奴はイメージに
 ぴったり。これを買ったとき私は大学4年生。若かったなあ。

農協とのつきあい方
以前から一部識者や新規就農の若い農家が口にするのが農協批判。
その論旨はわからなくもないけれど、我が家は農協の組合員を止める予定はありません。
私の牧場は週に各一回ヨーグルトとチーズを製造していますが、残りはすべて組合に
牛乳を出荷しています。

農村は金融機関も少なく私のように仕事で頻繁に金融機関を使う人間は頼めば
職員が家まで来てくれる農協は助かります。ヨーグルト用のダンボールも農協経由
だと格段に安く作れます。組合員だからといって現在は一般農家に特定の政党
(今までは自民党)に投票を強制されたり応援を強制されることは少ないですし
保険加入の強制もないです。もし強制されて納得いかなければNOと言えばいいだけです。
特定の信条の強制は憲法でも禁止されている人権ですから臆する必要はありません。

私が何故この記事を書いているかといえば、理論的には正しすぎるほどの
一部の識者や新規就農者による過激な農協批判が逆に新たに新規就農を
考えている人を臆させたりビビらせたりしているのではないかと懸念しているからです。
農協は組織なので役員になれば会議だの拘束もあるけれど、江戸時代の
五人組制度でもいわんやお代官様でもないので自分のメリットになる部分は
うまくおつきあいしてゆけば十分だと言いたかったのです。

とはいってもおそらく県内の酪農家で酪農婦人部をやめたのは私だけでしょう。
理由は多忙なことと、どうにも好きな趣味が合わなかったこと。
止めるといったらかなり役員に慰留されました。でもわずかな自由時間くらい本当に
好きなことをしたかった。

農協というより田舎はやはり、最初は私のような都会からの新参者は異端視されます。
でも人に迷惑をかけなければ、自分の大切なものは自分の個性にしてゆかないと。
その意味でもベーベ工房の仕事は自分が自分らしくあるための格好の手段でした。
自分らしい個性を大切にして自分を押さえすぎないこと。これが農協だけでなく
農村で特に自分のブランドを立ち上げてやってゆくための秘訣かもしれません。
但し、周囲への感謝と配慮も忘れずに。ね。

初めてだから大事
ナカシさんから弾んだ声で嬉しいバレエ鑑賞の感想をいただきました。
こちらこそ急にチケットを受け取っていただいたのに喜んでいただけて嬉しいです。

バレエ鑑賞のポイント

事前レクチャー(笑)もしっかり受け止めてくれて的確な感想を述べてくださった彼女に
こちらこそ嬉しい驚きです。イラストレーターというアーティストでもある彼女の心に
大きな感動が残ったことはとても嬉しいです。

このバレエフェスティバルは掛け値なく一流の公演ですが、私は何事も初めてだからこそ
本当に良いものに触れるべきだと思っています。仕事も趣味も美味しいものも。
そんな奇をてらわないホンモノをさりげなく若い世代に教えてあげるだけの度量も
もう私の世代では必要なことです。

私自身も両親や教師を初め年長者にはたくさんの「初めて」の素晴らしさを教えて
いただきました。私の47年にはそんな素晴らしい「初めて」がたくさんあります。

    音楽や古典文学や読書。
    牛やチーズのこと。
    農業や食のことを考えて表現すること。

「初めて」を教えてくださった年長者はそれぞれに魅力のある方々です。 
誕生日を迎えた夜に心からの感謝を込めて。
願わくば私も下の世代にとって何か一つでもそんな存在でありたいと願っています。


バレエ


 これは1981年に私が初めて鑑賞したバレエのパンフレットの写真。
 一世を風靡したエヴァ・エフドキモワの「ジゼル」。確かな技術と優雅な
 芸術性を兼ね備えた20世紀屈指のバレリーナでした。
 今年の4月にエヴァは61才で逝去。「妖精の国に帰った」と悼まれました。

プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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