<<06  2009,07/ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  08>>
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
AOCチーズの贈りもの
1999年より愛宕のショップでヨーグルトを扱っていただいているフェルミエさんより
チーズのセットをいただきました。ありがとうございました。

フェルミエHP

フェルミエは本間るみ子社長がフランスやイタリアの現地を訪れて探した小規模生産の
質の高いチーズを扱っておられるチーズの名門会社です。
今回いただいたセットはフランスチーズのセットでAOC認定を受けた名品ばかり。


セット

   カマンベール・ド・ノルマンディーもあります。


マコネ

   可愛い包装紙の小さなマコネ。2006年に43個目のAOC認定チーズになりました。

特に嬉しかったのがブルゴーニュで山羊の無殺菌乳で作られるマコネ。
2006年の9月に念願かなってAOC認定を受けた手のひらサイズのチーズです。

改めてフランスのAOC(アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ 原産地呼称統制)を
説明しますと以下のようになります。

 製造過程及び完成品の品質に関して特定の条件を満たしたものに対して国家が
 与える品質補償。審査委員会は国家が管理。産地をはじめいくつもの項目について
 非常に厳正な審査が行われる。AOCに認定されると国際的にも信頼されることに
 なり収入にも直結する。

AOC認定を受けるにはチーズなら15項目ほどに別れて厳正な審査があります。
例えば他の牧場の牛乳が混ざっていないかなども審査されます。(日本の某生キャラメル
と大きく違うところ)生産地も厳しく判断されるのでフランスではAOCに認定されると
その番号が郵便番号代わりにもなるそうです。

マコネも何年にもわたって申請を出していましたが何年もの審査を経て晴れてAOC認定
チーズとなりました。一つの食べ物の権威付けにとどまらずその地域全体の格も上がる。
そんなフランスの食文化の象徴がこのAOC制度です。

群馬県でも群馬県産の材料を使って県内で作られる農産物や製品を100品目ほど
セレクトして県の内外に群馬を代表する食としてPRするための事業が、まず公募という
形でスタートしました。この事業の成功と目先のことに惑わされず将来にわたって
群馬を代表する食が選ばれることを願ってやみません。
 

PS
 スポーツ雑誌「ナンバー」は久々に高校野球の特集でした。池田高校のエースだった
 水野雄仁さんのインタビューを読んでいかに蔦監督率いる池田高校が池田町やひいては
 徳島県のイメージをアップさせたか改めて感じました。AOCに認定されたチーズやワインは
 いわば池田高校のような存在です。理屈でなく愛されて誇らしく思えるような。
 私だけでなくいまだに池田高校の校歌を歌えるファンは全国にたくさんいるそうです。(笑)

スポンサーサイト
ホエイパウダー製低脂肪乳
酪農の業界新聞にイオングループのPB商品に4月から1リットル98円の低脂肪乳が
発売されたとありました。脱脂粉乳よりもさらに安価なホエイパウダーを多く用いることで
98円という価格を実現。ホエイパウダーの定義については下記のサイトをどうぞ。

乳製品の定義

簡単に言うとチーズの製造過程でできる乳清(ホエー)の水分を飛ばして粉末にしたもの
がホエイパウダー。ここ2年くらいの間に菓子パンや菓子の材料欄で多く目にします。
ベーベ工房ではモッツァッラを製造するときにできるホエーを原料にリコッタを作りますが
大手のメーカーでは下手をすると産廃。これを商品化したものがホエイパウダーです。
(注:ホエーを使ったチーズは欧州では伝統的でAOC認定のブロッチュもそのひとつ)

業務用ホエイパウダー

ここからは少し文体を変えて本音を書きます。私の中(多分多くの酪農家も)でのランクは
以下の通り。

      生乳    >    脱脂粉乳    >ホエイパウダー

理屈の上ではホエーには栄養がある、という触れ込みですが、生乳に比べてまずいと
いわれる脱脂粉乳よりさらに風味が落ちるのがホエイパウダー。
たくさんの方がブログで「おいしくない」「薄くて牛乳と全く違う」と書いています。
おいしいという感想は皆無だったような。(笑)

昨年秋から急激に悪化した消費不況の影響でとにかく安いものを売りたいという
小売業界の気持ちは少しはわかるけど、10年前は乳飲料としてもありえない
ホエイパウダーが主原料の低脂肪乳なんて、日本の食の(というか味覚の)レベルも
下がったものだと。ビタミンD配合とかローカロリーなどの優位性をうったっても
しょせん98円で売っても利益が出るレベルの材料。裏街道とまでは言いませんが
もうちょっと遠慮がちに広告してくれませんかね。

もちろん肥満が気になる、アレルギーがあるなどで普通の牛乳より低脂肪乳が
必要な方もおられます。脂肪分だけカットした牛乳や脱脂粉乳を混ぜた低脂肪乳
(大体150円前後)くらいまでは感情がついてゆくけどホエイパウダー製のものは
ちょっと。しつこいけど1リットル98円ですよ。(牛乳は180円~220円)
それを生活応援の良品と言われても。 

牛乳関係を見ているとここ数年40年前より基本的なことが貧しくなっていると思います。
なまじ加工技術や香料が進化したからでしょうか。
私は小学校1年生から給食は牛乳でしたが、少し上の世代だと小学校の給食は脱脂
粉乳でした。(主人は3年だったそう)あの脱脂粉乳のまずさで学校嫌いの子供がいたり
大変なシロモノだったそうですが多分ホエイパウダー製の乳製品はそのレベル。
片やあいかわらずの相変わらずのグルメ嗜好。片や味より安さの三流品。
第三のビールが売れて今やビールは贅沢品だそうですから。 

そんな中でブランドとしてやってゆくのは本当に大変だけれど頑張ります。
塩野七生さんの「品格もパワーになる」という言葉に習えば「おいしさも品格になる」
という気持ちでしょうか。

イタリアと同じ味という言葉
10月のイタリア旅行の件ででお世話になることになったcookery-worldさんと
princopallinoさん。近いうち東京でお会いする前にご挨拶代わりにヨーグルトと
チーズをお送りさせていただきました。お二人ともとても喜んで下さってブログで
ご紹介下さいました。本当にありがとうございます。

パスクィーノ

世界たべあるき日記

お二人ともお仕事の関係上、何度もイタリアに行かれお住まいの経験もある方々です。
そんないわばイタリアチーズを知り尽くした方の「おいしい」の一言は本当に嬉しい
ものでした。とりわけ「イタリア製と同じ味」という言葉は、期待をこめての励ましが
加味されてのものと思いますがこの上もなく嬉しく自信になる言葉でした。

モッツァレラもリコッタも熟成させるハードタイプのチーズではなく、牛乳そのものの
おいしさを味わう鮮度が命のフレッシュチーズ。私たちが理想としているのは
ナポリで見かけるような作り立てのチーズを豆腐のような感覚で味わっていただくこと。
そんな素朴な光景を目標にやっているだけにイタリアの食文化に造詣の深いお二人が
喜んでくださったことは大きな喜びです。

私が10月に訪れるのは友人の住むトスカーナなのでモッツァレラの聖地ナポリでは
ないのですが、たとえ短い時間としてもイタリアの空気を吸い光景を目に焼きつけ
美術品を鑑賞し、イタリアの郷土料理を食すことで理屈ではない本場の感覚が
記憶と心に刻まれることを願っています。

改めてお二人に感謝を申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。

ところで、昨日の日記に書いたのですが息子のハトコは見事に甲子園出場です。
しかもレギュラー!昨日は嬉しいことがたくさんあった一日となりました 


リコッタ最新

今日のリコッタ製造風景。ライブです。
今度はホルス♀!
猛暑のなかお産の連続ですが、昨夜はホルスタインのメスが産まれました。
母子ともに元気です。 
2007年にお産のために亡くなった母牛の孫にあたります。この系統は友人から譲り受けた
貴重な系統なので後継牛が産まれて本当に嬉しいです。


ホルメス

  もう立って初乳も飲んでベーベーとうるさく元気に鳴いています。
 息子が「ベラ」と名づけました。


うちの子牛はのんびりと育成するので生後1ヶ月は哺乳瓶でミルクを飲みます。
成牛は暑さに弱く寒さに強いので夏の管理が大変ですが、子牛は逆。夏は風邪を
ひく率も低いので比較的楽です。

子牛は将来の牧場を支えてくれる財産です。財産といえば乳牛は立派な税法上の
固定資産。ちゃんと減価償却の対象でもあるのです。
ご存知でしたか?(笑)



いろいろ
今日は純粋な日記。猛暑の中日曜日はヨーグルト製造日。
伝票処理やビンの洗浄&消毒と息子がいるのではかどりません。(泣)

ところで朝5時半に牛舎に行って飲むのがカフェオレ。
酪農家が言うと宣伝ぽく聞えるかもしれませんが、夏の牛乳は体に効く!と
実感しています。みなさんも牛乳を飲んで下さい。酪農家としてのお願いです。


カフェオレ

    無糖のブラックコーヒーと牛乳が半々が好みです。


ところで先日インサイトの車内で聴く音楽でかなり精神的に元気になってきたと書きました。

自己流音楽療法?

これについてですが、ここ数日は本来の好みであるバッハやショパンを聴いていますが
20日ほど前のかなり不安定な精神状態を救ってくれたのがラフマニノフのピアノ協奏曲
第二番。いうまでもない名作ですがこれを車内で聴こうと思った偶然に今更ながら
感謝しています。ラフマニノフは若き日に、交響曲の初演に失敗し自信を失い
鬱状態になりました。そんな彼が出会ったのが音楽にも造詣の深い精神科医
ダール博士でした。ダール博士の励ましと催眠療法でラフマニノフは徐々に
自信を取り戻し、このピアノ協奏曲を書き上げ大成功をおさめたのです。この名曲は
ダール博士に捧げられました。

私は本来やや感情過多なこの曲が大好きではないのですが、車で聴くには適当だと
気軽に聴き始めたのですが車という閉鎖的な空間で素晴らしい音響で聴いた
この曲は、何というのか私のあのナーバスな気持ちを100%受け止めてくれました。
音楽療法にはくわしくありませんが、見事な結果を今回は感じて感動しています。



インサイトの中で聴いているのがこのスルタノフの演奏です。
溢れるほどの才能を持ちながら若くして病に倒れ2005年に35才で亡くなったスルタノフ。
瑞々しい情熱を持って弾かれる彼のラフマニノフは生涯忘れられない1枚です。
若くして逝った彼が喜んでくれるととても嬉しいです。

もちろん音楽だけでなく励まして下さった友人たちがあればこそ何とかここまで私は
持ち直すことができました。心からの感謝をこめて。

まだまだ猛暑が続きます。元気で頑張りましょうね。

メンタルヘルスその後と仕事のこと
先日書いた私のプレ更年期が原因のメンタルな問題。いろいろな方にご心配いただき
励ましていただいたことを感謝申し上げます。

メンタルヘルス

暑さも本格的になりましたが一時よりずっと調子は上々。回りの方や仕事関係の方に
プレ更年期だとカミングアウトしていつもの70%のペースにしたのもよかったようです。
そしてインサイトが納車され毎日大好きな音楽を車内で聴いているのもかなり
効果がありました。車好きな男子の気持ちがよくわかります。 
ストレスがたまると車を走らせて音楽を聴いています。

そして仕事ですが、無理に目標設定をしたわけではありませんが自然にいくつかの
目標ややるべきことが見つかって久々に幸せなテンションで仕事をしています。
当面の目標ややるべきことは以下の通り。

 ① 以前書いたように県内のレストランチェーンにチーズの継続取引をしていただけるよう
   猛暑が一段落した頃をめどに仕入れ担当に資料を作ってサンプルを見ていただく。

 ② 友人の尽力でイタリアから届いたカゴのお陰でリコッタの外観が格段にアップ。
   デジカメで写真を撮り印刷会社にお願いしてPOPを作って取引先に配布する。
   チーズはまだまだ食べ方が認知されていないのでもう一度テコ入れ。

 ③ ①とも関連するのですがもう一度ヨーグルトに力を入れていただくところと
   チーズに力を入れていただくところを取引先ごとに見直す。

 ④ 年に一回自主検査に出しているチーズの細菌検査をすぐに出して取引先に
   提出している製品仕様書を改定する。

 ⑤ ベーベ工房のロゴ入り封筒が出来上がったらそれを使って個人のお客様に
   残暑お見舞いを出す。

当面の天王山は①のレストランチェーンへの営業をたとえ小規模スタートでも足がかりを
作ること。原価の計算を含めてしっかり取り組みたいと思います。

暑いししんどい日もあるけれど、仕事で燃えるものがあるととても幸せです。
10月にはイタリア旅行も控えて準備もそろそろ始めようと思います。

念願かなって次のステップとなるレストランの仕事が上手くいったらとびきりの笑顔で
報告に行くつもり。誰にって?それは内緒。(笑)


パウダー

   ちょっと早い主人に買わせたからの誕生日プレゼント。
   美しい容器入りのパウダー。たまにはゆっくりメークしてリラックスしています。



お産続き
このところ牛のお産が続いています。
この1週間で2頭が生まれました。いずれもF1(肉牛を父に持つ子牛)のメスです。
うちの牧場では生まれてすぐ肉牛の育成牧場に売却しています。


F1

   これが夕べ生まれた子牛。先ほどもう他の牧場に移りました。


昨日のお産は比較的安産でしたが3日前は逆子で獣医に往診に来ていただきました。
幸い母子とも元気で母牛も回復が早く安堵しています。

暑い夏のお産は牛も体力の消耗が激しいのでとにかく気を使います。
ビタミン剤を与え、お産が長引いた牛は念のため産後に獣医にリンゲルを点滴して
いただきます。当たり前のことですが牛乳は牛がお産をしてはじめて生産できるもの。
お産を無事に乗り切れるかどうかは経営の要です。

FIは父牛の銘柄で価格が決まります。さらにオスの方が値段は高い。
でも夏のFIはメスでもいいのでとにかく母子ともに元気でいること。
それだけで十分です。あと3頭ほどのお産が控えています。
当分気の抜けない日々が続きそうです。


ロングセラーのお手本
昨日のエントリーでも書きましたが、私が大切にしていることはロンクセラーの製品を作ること。
お客様やお取引先の支えによりベーベ工房も11年を迎えることができ、よりロングセラーとして
育ててゆくために、今後何をするべきか折に触れて考えています。

そんな私のお手本の一つが爽健美茶。(コカコーラシステム)
1994年の発売以来15周年を迎えます。8月31日には15周年記念に男性向け爽健美茶
も発売されます。

男性向け爽健美茶 

私が結婚前にOLをしていた頃に販売されましたが、当時から女性受けするボトルは評判で
当時から直感でロングセラーになると思いました。私もお茶系の清涼飲料水では今でも
爽健美茶が一番好きです。

1年足らずで消えてゆくものが多い清涼飲料水の中では驚異の15周年。
会社も大切に育てているのでしょうが私なりにロングセラーの要因を分析すると

  ① ウーロン茶の味が強すぎず麦茶や緑茶が好きな高齢層にも好かれる味。
 
  ② ブレンド茶の草分け的な存在で、体に良いというイメージが定着している。

  ③ 定番に加えてたまに五穀味とかハイビスカスブレンドなど飽きさせない工夫。

このあたりが爽健美茶の魅力なのだと思います。

特に③の定番プラスαは憧れます。大企業の体力があってこそのものだけど
もしベーベ工房でこのプラスαができるならヨーグルトをベースにしたラッシーを
作りたいと思っています。夏は大人気でファミリーマートもオリジナル飲料を
出していますが、まだ小さなブランドのラッシーは市場に出ていないので。

でもまずは私たちも15周年が目標です。目指せ、爽健美茶 なんてね。
食にスターは必要?
先日の国政転身騒動ですっかり男と支持率を下げてしまった東国原宮崎県知事と
生キャラメルが大ブレイクしたものの、北海道の酪農家たちからはいろいろ噂話が
聞こえてくる田中義剛・花畑牧場社長。この二人が対談集を出版。

俺たちの新・日本列島改造論

本の紹介はどうでもいいのですが、この二人を見ていて感じるのが

 「農業や食にスターは必要なのか?」という素朴な疑問。

東国原知事の驚異的な支持率を背景に宮崎産のマンゴーや地鶏は全国で大人気。
義剛さんも委託製造ですが花畑牧場人気で先日は軽井沢にも店をオープン。
相変わらず意気軒昂なお二人。

私は「食の安全・安心をしっかりとしたものにするためには冷静なマスコミ
報道が不可欠」というのが持論ですが、バブル期にグルメブームが定着して以来
カリスマシェフやカリスマパテシエなどのカリスマの枕詞とテレビ番組でみもんたのような
人気タレントが推薦すると、数日は驚異的に売れるというようにスターを仕立てて食を
売るということがすっかりおなじみになりました。でもどうなんだろう。それって。

食に関心が高まるのは素晴らしいけれど食に関する報道も一時の「小泉劇場」みたいに
過剰なまでに視聴者の関心が高そうなものを感情たっぷりに繰り返し報道したり
人気のレストランや製品を「行列のできる」「何ヶ月待ち」「カリスマ人気」の形容詞
つきで報道し、余計に品薄状態を作る悪循環に陥ったり。特に不祥事を起こせば
たとえ故意ではなくてもマスコミによって袋叩き状態。2001年のBSE発生時に
肉牛農家や酪農家が必要以上に苦しんだ原因はこのマスコミ報道が元凶です。

グルメブームにマスコミが便乗する前は、腕の良い料理人でもスター扱いされたり
「いつ作ってるんだよ」とつっこみたくなるほどテレビに出たりすることは皆無でした。
人気料理人の中には明らかに勘違いな人もいます。
確かにマスコミが食を報道するときにスターがいると視聴率も上がるのでしょう。
でも本来食は料理や生産物自体の魅力で勝負すべきものです。
見かけの華やかさが食の勝ち組とされてから、より産地護偽装などの不祥事が
目立つようになったと思うのは私だけ?

私は食の基本はまず国民が飢えないことと、日用品が品不足にならないことと
安全が保証されていることが基本だと思っています。どれをとっても地味な仕事の
積み重ね。そして食で大切なことはベストセラーよりロングセラーになること。
一時だけ狂ったように売れてあとはサッパリだと農作物などはひいては生態系にも
かかわります。

宮崎マンゴーも地鶏も東国原知事が先日の国政転身騒動で人気が下がったので
これからどうなるのでしょうか。自分一人の人気で食を売るより東国原知事も本当に
宮崎のことを思うなら自分が退任した後も宮崎の食が売れるように人材を育て
システムを整備することが大切だと思うのですが。

ゲームや化粧品と違い生きている限り人間は食べなければならない上に農業とも
直結して地方経済の大切な要です。それだけに安定成長のためにはスター一人に
頼るよりいかにロングセラーとして継続させていくべきか考えてゆくべきだと思っています。

野球でいえばピッチャーで4番一人に頼るより全体野球。
生産者、流通、小売、行政etc....どの切り口からも情報発信できる魅力のある人材作り。
食は本来とても真面目で地味なもの。スターに頼らないシステムが何より大切です。
知事なんて選挙に落ちれば終わり、タレントはスキャンダルあれば終わりですから。(笑)

モッツァレラチーズ製造中 ②
水曜日はチーズの製造日。
先週の記事の続きでモッツァレラチーズの製造過程を公開します。
先週の↓の記事も合わせてお読みいただけると幸いです。

モッツァレラチーズ製造中①


モッツァレラ4

   木桶に入れたカード(凝乳)に熱湯を注いで素早く練る作業の開始です。


モッツァレラ6

   つやのあるしっとりとしたモッツァレラの生地。今日はとても出来が良いです。


モッツァレラ6

   生地を引きちぎって(これがモッツァレラの語源)成型作業。ものすごく生地は熱い!

モッツァレラ7

  一個の大きさが大体このくらいです。この後計量して冷水で冷します。

   このカードに熱湯を入れる~練る~引きちぎる~成型する

という一連の作業がモッツァレラチーズの固有の製造過程です。
熱いお湯の湯気がもうもうと立つ中で手早く作業を行わなければなりません。
カードの状態が良いときはつやつやと光り、つきたてのお餅のような
やわらかそうな外観なので素人目にも出来上がりの状態がわかります。

夏場の製造現場は40℃過ぎの気温となります。主人が脱水にならないように
水分を補給させるのも私の仕事です。
 

農家の学問のススメ
農家に嫁いでまず感じたのが農村はまだまだ都会より教育熱心ではないこと。
幸い我が家は80才近い義父が農家としては教育熱心で主人たち三人兄弟も全員
大学に進学した家なのでまだ恵まれていますが、それでも都会との温度差を感じます。
この10年ほど県でも、主人も参加した農業未来塾など外の世界に目を向けさせ地域
リーダーを育成するという取組みやセミナーも行われそれなりの成果もあがって
いるようですが。

主人が持っている未来塾のレジュメを見ると「県や講師にいろいろなことを教わりたい」
「センスがアップできるようにセミナーで教えてもらいたい」という言葉が多く見られますが
教養もセンスも自分で身につけるもの。人に教えてもらって受身で身につく
ものではありません。

若い頃からきちんと身につけた教養こそ特に農業のようなともすれば3Kと見られ
がちでまだまだ保守的な世界でも自分の道を開いてゆく原動力になります。
これは私が男女の別なく伝えたいこと。特に自分のブランドを持って自分の手で作って
売ることを考えているならきちんと自分で考えて、調べて自分の言葉で表現できる
教養は不可欠です。地域リーダーにならなくてもいいので(笑)教養をつけることだけは
大切にするべきだと思います。

食は人の健康や生命を預かるもの。それを作って自分で売るならばきちんと自分の
言葉で消費者に伝えられることがどれだけ大切か想像できると思います。
私はまさか酪農家と結婚するとは想像もできませんでしたが、大手のOLだった
頃より酪農家のおかみさんである現在の方が教育熱心だった親に感謝しています。

繰り返すようですが教養もセンスも自分で求めて身につけるもの。
セミナーや講演会の講師に受身一方で教えてもらうものではありません。
ある意味では割りに合わない労働の積み重ねの農業だからこそ人としての
誇りを保ち消費者から信頼されるためにも、レディ&ジェントルマンの教養と
生き生きとした知的な好奇心は不可欠です。
セミナー主催の自治体もこのあたりをわかっていただければ、と願います。

明日はモッツァレラの製造風景の画像をアップします。お楽しみに 
食の安全・安心
99%選ばれないと思いますが、とある行政機関の会議の消費者部門の委員の
公募が行われていることを知り応募してみることにしました。
最近の私にしては異例の速さでサクサクと応募書類を完成させました。

提出書類の一つとして「食の安全・安心について考えていることを400字程度で述べる」
という小論文があります。私は軽く自分が生産者であることを書き消費者としても
望むことは以下の二点だと書きました。

 ① 生産者(輸入業者も含む)側の製造~販売までの過程におけるモラル啓発と
   どこまでが情報公開すべき事項かについての基準作り

 ② 感情的なマスコミ報道による風評被害防止策。
   正しい食の情報のためにも科学的データに基づく消費者に分かりやすい情報開示と
   報道姿勢に対する一定の基準作り

とした上で、食の安全と安心のためには生産者側のモラルとそのための対策
(場合によっては法規制)がひとつの柱なら、正しく食の安全を考える能力を持つ
消費者を育てることが必須条件ではないかと思うと結びました。

もう一回手直ししますが主人に見せたら「完璧」と言っていました。
ただ私の場合消費者としてだけでなく生産者の視点が入っているので選考過程で
そのあたりが嫌がられるかもしれません。ブログで食のことを書く訓練をしている
せいか10分程度で基本的な部分を書けたことには自信がもてました。
  
添付書類としてもうひとつ「食の安全に関しての投稿などが新聞などメディアに掲載
されたことがあればその記事」というものがありましたので、食の安全そのものでは
ないのですが、私自身が食の安全には正しいメディアの報道が必須条件だと
考えるようになったターニングポイント的な記事として下記のサイトの翻訳記事を
添付しました。バター不足を翻訳してくださったGlobal Voices記事です。
  
Global Voices

自分としては現状ではベストを尽くした書類を作成したので結果がどうであれ後悔は
ありません。あっという間に書類を作成できた達成感で一杯です。 
ヨーグルトは牛乳から
日曜日はヨーグルトの仕込みの日です。
朝の牛舎の仕事が終わると引き続きすぐに開始です。


バルク

  バルク(搾乳した牛乳を冷やしておくタンク)の牛乳。
  これを汲んで乳缶で運びます。


乳缶

   ヨーグルトを発酵させるタンクです。250リットルが最大量。
   乳缶から牛乳を移しているところ。

ベーベ工房の小さな製造ラインは自宅の敷地内にあります。
文字通り搾りたての牛乳100%を使用したヨーグルトです。 

30頭を搾乳する酪農と牧草やトウモロコシを自給飼料として栽培して、さらに
ベーベ工房のヨーグルトとチーズ作りという「三足のわらじ」は本当に大変です。
でも酪農という一番大切な部分を人任せにして牛乳をお金で買って製造しても
それはベーベ工房の製品ではなくなってしまいます。

多分お客様の応援がある限り、主人は年をとったら牛の数を減らして酪農と
ベーベ工房をやっているのではないかと思います。農家製という誇りを持って
真面目に黙々と作っています。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

ブログとブランドイメージ
大企業のブランドイメージは宣伝だけではなく企業全体の総合力から成り立って
いますが、小さな個人商店や私たちのような小さな農家ブランドのイメージを
作るのは製品そのものの魅力と生産者個人が醸し出すイメージの二つです。
ベーベ工房の場合前者は主人、後者は私の担当。二人きりなので。(笑)

ブランドイメージを作る、といっても大したことができるわけでもないのですが
自分なりに気を使っているものが次のことです。

 ① パッケージやびん、しおりやパンフレットは基本的に自分で手がけること
 
 ② この仕事ブログの記事を書くときは少なくともベーベ工房のイメージを下げず
    できれば生産者ならではの生きた感情が伝わるように心がける。


②のブログの内容ですが、1年半もそれなりに真剣に書いていると友人もできメールなどで
感想を下さる方もおられてとても励みになるし参考になります。
特に意識して書いていたわけではありませんが何人もの方に異口同音に

 「けいさんのブログは生産者ならではの考えや感情がよくわかる」

 「ベーベ工房が何をライフスタイルで大切にしているが趣味の話からわかった」

と言っていただきました。趣味の話は1月から別のブログで限定公開していますが
ここで書いたものもけっこうな数に上ります。

仕事のHPとあわせてブログ日記をつける場合はもちろんですが、私は仕事関係で
ブログを公開する場合、絶対に仕事や製品のイメージダウンになることは書かないように
するべきだと思いますが、後は真面目に仕事のことを書きながら作り手の体温を感じさせる
趣味やライフスタイル関係の記事もときどき交えながら書くことを楽しんで表現すれば
読者、つまり仕事や製品を応援して下さる方も出てくるように思います。
特に小さな生産者の場合、その人間性や個性を知りたいという方は多いです。
その個性こそがブランドイメージにつながります。

私の個性を作るものは何といっても25年以上劇場通いをしているバレエ鑑賞や幼少時代
から大好きだったクラシック音楽やピアノ。そしてお取寄せ。読書なら17才から大ファン
だった塩野七生さんや古典文学。そして競馬。(爆)
自分の中で熟成させたものを自分の言葉で表現できるものがこれらのものです。
これ以外ののものはイメージアップに繋がらないので書いていません。
例えばまこやんなら、趣味というより大切な仕事ですがミルクマンの活動など。
こういう記事をときどき織り交ぜることでその生産者なりのイメージができあがるように
思うのですがどうでしょうか?

ブランドイメージを下げるNGものとして私が感じるものをあげると

     子供や家族の修正ナシの写真やあからさまな家族の悪口

     いかにも背伸びして身についていない知識 (あるブログでインテリを気取りたい
     社長がボーボワール夫人と書いていますが彼女はサルトルと結婚はしていません)

     やたらと絵文字などを使って知性が疑われるもの

     極端に偏った宗教や思想へ傾倒していることをあからさまにすること
     (田〇上さんの講演に行ったなどの話はひいてしまう)

     風水や占いへの傾倒をあからさまに書くこと
     (プロとして精神的に大丈夫かと心配になる)

    女性の経営者に見かけますがやたらと女子力アップ・自分磨き
    というポジティブすぎることを書くと読むほうは疲れます。

これからも楽しく闊達に、でもべーべ工房のイメージもかかっているのだという程よい
緊張感を持ちつつ書くことでベーべ工房のブランドイメージを作ってゆければ本望です。
楽しくおいしくが最終的なブランドイメージの目標です。

仕事以外の記事で自分で一番好きなのが↓の2つのエントリーです。
 
マンハッタン

くるみ割り人形


      
ガラスびん入りヨーグルト
手にとって下さった方にはおなじみですがブログでは初公開。
ベーベ工房のヨーグルトです。900ccと180ccの2種類でガラスびん入りです。
1998年のスタート時から若干のびんの進化はありましたがずっとこのデザインです。
びんのイラストと短い文章は私の手によるものです。何せ貧乏なスタートでしたから。



ビン1

  写真を撮ってみてカメラマンの苦労がわかりました。


ビン2

   小さいびんは2種類。青い方は無糖のヨーグルトです。

ガラスびんを使うことを決めたのはびん入り牛乳に私たちの世代はノスタルジーが
あったことと、高価な充填機がいらず小さな酪農家の身の丈に合っていたからです。
1998年に始めたときはHPもまだ普及しておらず電話帳片手に東京のびんの会社を
探しました。幸い非常にセンスのある有能な担当と出会うことができ、「こんなに凝った
びんははじめて」ということでしたが私のデザインを生かしたオリジナルのびんを
作っていただくことができました。

びんは破損のリスクがあることや重いことで申し訳なく思いますが、びんは
おいしく感じるとか安全な素材と言っていただけると嬉しいです。
強制ではありませんがリサイクルもしております。お客様が軽く洗ってお店に
返却いただきある程度まとまったところでお店から送料着払いで送ってくださいます。

11年も一緒だともはや分身ともいえるびんです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
モッツァレラチーズ製造中 ①
今日の群馬は梅雨明けして猛暑でした。
水曜日はチーズの製造日。蒸気でものすごい熱気のこもる工房内で主人は
チーズを作りました。脱水にならないように牛乳を飲み私も頻繁に差し入れに行きました。

今日はモッツァレラチーズの製造風景の一部を公開します。
(後半は私が牛舎に行ったため画像がありません。続きはまた来週)

ところで少し専門的な説明をします。
チーズを作るときレンネットと呼ばれる酵素を牛乳に入れると

         
           /凝乳(カード)
           \乳清(ホエー)と呼ばれる水分

に分かれます。凝乳(カード)の部分を発酵させる事でチーズが完成します。

下の写真ははその凝乳(カード)。これがモッツァレラチーズの素(もと)です。


モツツァレラ1


カードを切って一回に熱湯を入れて練る分だけ木桶に入れます。


モッツァレラ2

ここからカードを練り成型するハイライトなのですが前述のように画像がありません。
以下は来週に続きます。

今日は本当に暑かった!主人はもちろん私もへろへろです。
今日の夕食は汗で失った塩分補給のためあれこれと作りました。
チーズ作りと酪農の両立は本当に体力勝負です。

みなさんも暑さの厳しい日々、ご自愛くださいね。

安全の証明
ちょっとオーバーな表現ですが安全性証明の証拠写真(笑)です。

   子牛3頭分の牛乳です。これを人肌に温めて少しお湯を足して与えています。

ミルク


かなり以前から私たちの牧場では子牛は代用乳(脱脂粉乳)ではなく全乳哺育と
いわれる100%牛乳で育てています。2001年のBSE騒動のときもこの全乳哺育が
あればこそ安全性について信頼をいただけた部分が大きかったと思います。
全く手を加えていない牛乳は脂肪分が上のほうで固まります。

   
    これはチーズ製造のための乳酸菌の成分の証明書。
    イタリア製なのでイタリアの本社のものと輸入会社が
    作成した日本語に訳したもの両方があります。

証明書


BSE発生を受けて輸入のレンネットの由来成分にも安全性が強く求められるように
なりました。取引先にそこまでの証明書は求められていませんが原材料について
安全性を証明できる資料は生産者のモラルとして常備しています。

去年秋からの不況のため、食の安全より安さが大事などという向きもありますが
安心して口にできる安全性はすべての食の基本です。

夏の牛舎
今日の群馬はお昼から急に暑くなりました。
夕方にはそれでも風が出てしのぎやすくなりましたがそれでも牛舎はすべての
扇風機を全開にして、暑さに弱い牛の管理に努めています。


お食事中

           成牛たちのお食事風景


子牛

         子牛たちもお食事中です。


夏は特に食欲が落ちないように時にはビタミン剤を与えたり、十分に水が飲めるように
水道管の管理にも気を使い牛舎に行く回数も多くなります。

牛も暑くて水分をたくさん摂取するため、どうしても夏の牛乳は脂肪分が低くなります。
脂肪分が低くなると同じ量の牛乳からできるチーズの数も少なくなります。
夏はチーズ職人泣かせの季節ですが、まず牛の健康が一番。

人も牛も元気に頑張りますよ。 
化粧箱について
地元のタウン誌が手土産特集に掲載したいということでお問い合わせをいただきました。
その時に何回も言われたのが

    「ギフト用の化粧箱があれば撮影用にありがたいのですが」

という言葉。

ベーベ工房は小さなヨーグルトが15本入る無地のダンボールは専用でありますが
他はすべて空き箱を利用させていただいております。
ダンボール、ましてオリジナルの印刷入りの箱はものすごくコストもかかりますし
新たにごみになるものはなるべく出したくないので何種類も箱を作る予定は
今後もありません。箱は愛嬌がありませんが下記のオリジナルのカードを
一筆添えて製品と同封させていただいています。ベーベ工房のお客様は環境やエコに
高い関心をお持ちのお客様が多いので豪華な化粧箱がないことにもご理解いただけて
感謝しております。


カード


このカードは今までも何回か書いたようにお友達のイラストレーター・ナカシさんのイラストと
私のデザインと文章をコラボさせた作品です。

ナカシさんのブログ

お店によっては有料でギフトボックスを用意してくれるお店もありますが、化粧箱が
重要なケーキ等と違い、小さな酪農家の製品なので凝るのはカードまでとさせて
いただくことをご理解いただけると幸いです。数年前から紀伊国屋なども自宅用の
お取寄せには空き箱を使っておられるようです。

化粧箱を作るなら100%再利用していただける作品を作ります。
そんな予算はとてもないし、お客様に費用の負担を求めるのは良心がとがめるので
当面リサイクル箱の使用とさせていただきますがよろしくお願いいたします。 


西光亭

再利用率100%という噂の西光亭のクッキーの箱です。リスの絵柄がたくさんあって
本当においしくて可愛いクッキーです。私は切手を入れています。
足利へ日帰り旅行
久々に家族3人で日帰り小旅行に行っていました。
インサイトも買ったしということで高速に乗ってお隣の栃木県の足利へ。
足利学校も見学したかったし、一度行ってみたかったココ・ファーム・ワイナリー
でワインを購入したかったのです。

ココファームワイナリー


ココ・ファーム・ワイナリーはハンディのある方々の手で葡萄畑が栽培され日本を代表する
高いレベルのワインを製造するワイナリーとして有名です。
沖縄と洞爺湖のサミットで供されたワインといえば品質の高さがおわかりでしょう。

ワイン

           ワイン売り場


ワインのタンク

          売り場から見えるタンク


足利市のはずれにありながら観光客が一杯でした。見るからにワイン通といった面々で
このワイナリーの評価の高さがうかがえました。主人はロゼを購入。
併設のカフェもとてもセンス良くまとまって暑い日にもかかわらず混雑していました。

パン

           カフェで購入した天然酵母パン。とてもおいしいです。
     

国産ワインの本場は山梨ですがココファームのレベルの高さも素晴らしいと思います。
ワインは奥が深くてなかなか大変ですが以前からフランスワインのことは少しづつですが
勉強しています。ココファームのワインは肉じゃがなど日本の家庭料理にも合う味を
目指しているそうです。国産ワインの浸透が伺えてなんだか嬉しくなりました。

インサイトは高速でも快調で久々にリラックスした一日となりました。
さて、これから仕事です。頑張りますね。 

お昼のひととき
牛の健康管理が行き届いた牧場の牛はとても静かで穏やかです。
うちの牛たちも朝晩、お腹がすけばモーモーとうるさいけれど昼間は
どの牛ものんびりと寝そべって反芻しています。

たまに脱走する牛がいるのですが、こういうときはどの牛も緊急事態に立ち上がって
大合唱で知らせくれるので、昼間に牛舎が騒がしいときは必ず牛舎に行って事態を
確認してきます。

たまに他の牧場に行くとまず見てしまうのが牛がのんびりしているか、子牛が
人なつこいかなどです。(職業病ぽいのですが  )
去年、まこちゃんのお嫁入りでまこやんの牧場に行ったときも子牛が人なつこくて
牛舎がのんびりと静かだったのでとても安心したのを覚えています。


ぴろろ

  もうすぐ生後2ヶ月の「ぴろろ」(息子がつけるとこういう名前が多いのです)
  デジカメをむけても余裕。(笑)あんたはリラックスしすぎだってば。 

自己流音楽療法?
5日に納車されたインサイト。ものすごく運転しやすく最高の乗り心地です。
前のブルーバードより若干車体が小さめなのも楽だし、さすがに燃費の良さは
素晴らしい。ガソリンの減り方が違うもん。 
ボディもカッコイイし、息子は保育園でも自慢しまくり。(爆)

何より幸せなのが音楽を車内で堪能できること。聴くという言葉ではもったいないほど
音響効果が良く私のオーディオ機器より音が素晴らしいです。
これまでがCD搭載の車ではなくアナログなカーライフだったのでよけいにエキサイト
しているのかもしれません。CDは10分も聴いていると自動的に録音されて次からは
CDなしで聴くことができます。

前橋方面に出かけるときは30分以上音楽を楽しんでいるのですが、これが意外な効果で
この一ヶ月ほどプレ更年期の影響と精神的ストレスでかなり鬱っぽい状態だった
私ですがかなり精神的に楽になり日々を楽しめるだけ回復してきたように思います。
専門家のいう音楽療法的な効果があったのでしょうか。運転という緊張感のある状態で
狭い空間で音楽を聴くという濃密さが私の感受性にマッチしているのかもしれません。
音楽好きな人なら特にクラシックなどで自分の感情を音楽に託して、音楽から慰めや
励ましを受け自分の感情を音楽に形にしてもらう至福の一瞬を感じたことがあると思います。

この上なくドラマティックなラフマニノフのピアノ協奏曲第二番。
バッハの端正で数学的な小フーガ。荘厳なプレリュードとフーガ通称「聖アン」。
これらは特に私の感受性を直撃。(笑)
私の車内オーディオコレクションは始まったばかりですが、これからも音楽を楽しもうと
思います。この時期に新車に乗ることができた幸運に感謝しています。


ラベック

本日の鑑賞予定がこのCD。ラベック姉妹をスターにした1980年代に発売された
ガーシュウィン。ラプソディインブルーの小粋さと、ピアノ協奏曲ヘ長調のメランコリック
な気だるさを堪能する予定です。


リコッタチーズ製造中です
早速デジカメが活躍してくれています。
現在、リコッタチーズの製造中です。リアルな実況放送中。

リコッタチーズ


 イタリア在住の友人の尽力で念願かなって手に入ったリコッタ用のカゴが活躍中。


リコッタ2


リコッタ3


 上記の写真2枚はホエー(乳清)に牛乳を加え加熱して浮き上がったホエーをカゴに
 入れて水切りをしているところ。水切りが終わったらカゴから容器にチーズを移して
 リコッタチーズの完成です。


リコッタ4


リコッタ5

これで完成!主人の素早い動きにカメラが追いつけず!
本当はもっと網目が美しいです。来週また頑張ってチャレンジしようと思います。
像があるとわかりやすさが違いますね。文字通り百聞は一見にしかず。です。 

書くことの意味
ブログのタイトルとスタンスを変えた理由に画像を貼って牛やチーズのことをかわりやすく
伝えたいと思ったこともありますが、文章をしばらく楽に書きたいということがあります。

私は子供時代から文章をを書くのは好きなのに、およそ根気がなく日記が10日もった
ためしがないという人間ですが、このブログだけはもう1年半も書いているというのが
自分でも驚きです。続いている理由は感想をいただいたりブログを通じて友人ができたり
ということも大きいのですが、書くことで初めて体系的に考えたり資料を調べたり
さまざまなアプローチから感じるものがあったりすることが楽しいということが主たる
理由だと思います。

文章を書く楽しみのひとつに言葉を選ぶ、ということがあります。
ある時はより伝わりやすいニュアンスを求めて、あるときは過剰にならない程度に
ドラマティックな表現を求めて単語や助詞を選ぶ過程はとても楽しいものです。
言葉を選ぶ作業は自分を一番自分らしく表現する作業に他ならないということも
理解できるようになりました。ベーベ工房の製品も私たちの自己表現に他ならず
それだからこそ書く喜びがより大きいのだと感じています。

shiono


                              座右の書(笑)

このブログでもいくつか書いていますがブログを書くようになって一番影響を受けたのが
塩野七生さんの大作「ローマ人の物語」です。膨大な冊数の大作でですが特に好きなのが
初代皇帝アウグストゥス(オクタヴィアヌス)を描いたパクスロマーナの三冊です。
塩野さんは何かを伝えたい、わかって欲しいという強烈な思いこそが文章を上達させる
とこの中で書いておられますが全く同感。

書くことで伝えたい、という強い思い。その思いは私が小さなベーベ工房の製品に託す
思いと全く同じです。ブランドはそんな強い自己表現の結晶なのかもしれません。
そんな感慨を私は書くことで会得していったのだと思っています。

よろしく!
ブログに画像をアップして再スタートです。
のんびりとした文章に変わるかもしれませんが楽しみながら書いてゆきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

きらり子牛


今年の3月に生まれたジャージー牛のきらりです。
可愛い顔ですがなかなか気が強いです。(汗)


ミルクマン

まこやんからミルクマンの絵本も届きました。
10冊購入したので少しですが食育に協力したいと思います。

私事ですが昨日ホンダのインサイトが納車されました。乗り心地よくCDをたくさん車内
で聴くことができてとても幸せです。前橋までの車内で聴いていたのがこの曲。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第二番。よろめきコンチェルト(汗)とも言われるだけあって
とてもロマンティックな気持ちになれます。



今後はチーズの画像もアップしてゆきますので楽しみにしていて下さいね。

再スタート
  画像アップの環境が整えば来週にもブログを再スタートさせようと思います。

題名も「ベーベ工房マダムの吟遊詩人的生活」として今までより自由闊達に書くことに
しました。


ブログを休止しようと本気で思いましたが、ここ数日ますます精神的に落ち込んで
買い物にすら行きたくなくなり、鬱病とはこのようなものかと本気であせりました。
主人に気持ちを聞いてもらい友人限定のミクシィで気持ちを吐き出しました。
友人の励ましと主人の助言で自分の気持ちに素直になり好きなことをしようと思いました。
主人は早く画像をブログにアップするために、現在のものよりコンパクトなデジカメを
今日中に買いに行く予定を立てています。こんなに親身になってくれた主人は久々です。
新たにブログを立ち上げる時間で新しい記事を書きなさい、と主人は真剣でした。

去年の1月に書き始めて以来ずっと書いてきた日記。子供の頃からずっと書くことが大好きで
何回か賞もいただき、高校の演劇部で脚本を書き大学でもずっと体育会で書いていました。
やっぱり何かを感じながら文字に気持ちを込めて書いてゆく魅力からは逃れられません。
そして数日前のお世話になっている牧場の奥さまの早すぎる死。
彼女と去年最後に話したときに「けいさんは仕事の他に本当に好きなこともやった方がいい」
と言って下さった声が何度も頭でリフレインされました。

そして私がブログを休むと書いたことに驚かれたと思うこの5年半ずっと私の心の
どこかで私の大きな目標となる存在になって下さっている農と食のエキスパート。
その存在の大きさに支えられ、励まされそのくせ時に心の中で思い切り反抗もしてきた方。
一度書いたことがありますが、この方と出会わなければここまで真剣に農業や
食のことを考えて文章で表現することはありえませんでした。
多分その影響は私のプロフェッショナルな部分では既に私の一部になっています。
あのキャリアと大きな存在は多分超えられないと思うけれど、酪農とベーベ工房との日々が
あればこそ形づくられてきた私ならではのプロとしての個性を、書くことを通じて表現して
ゆくことで少しでも自分の持てるものを出し切りたいと思いました。

私にとっては書くことはプロとしての私の一部です。
再スタートとなりますがこれからもよろしくお願いいたします。




ブログ再開に関してのお知らせ
昨日のブログ休止の記事に関しては多くの方にご心配をいただき申し訳なく
かつ感謝しております。本当にありがとうございます。

ブログの再開時期はまだ未定ですがお知らせしておきたいと思います。

 ① 再開するときはこのFC2の日記のままタイトルを変更して新しい日記を書く予定です。
    (題名のどこかに吟遊詩人という言葉を入れることを考えています)

 ② 次のブログでは写真を多くアップの上文章を現在の半分くらいにして
    チーズの製造過程などをわかりやすく目でも楽しめるような日記を
    書いてゆきたいと思います。

 ③ このタイトルでの日記はこのエントリーが最後になりますが、閉鎖はいたしませんので
   ご質問等はメールフォームからいただければ幸いです。また過去記事への
   コメントもいただければレスもきちんと書きたいと思いますのでどうぞよろしく
   お願いいたします。


 イタリアから友人が送ってくださったリコッタチーズのカゴで作ったチーズは
 素晴らしく網目が美しくて思わず見惚れました。
 次のブログではそんなビジュアル感を大切に牛やチーズの魅力を伝えられたらと
 願っています。私の牛やベーベ工房との日々が誰かの心に何かを残せれば
 本当に幸せです。 

再開が決まりましたら親しくしてくださっているブログのお友達やお世話になっている
方々にはメールでご連絡を差し上げたいと思います。
これからもベーベ工房をどうぞよろしくお願いいたします。
     

ブログ休止のお知らせ
このところずっと考えていたのですが、突然ですが思い切ってしばらくブログをお休み
しようと思います。
 
プライベートブログは書いてゆきたいと思いますので遊びに来て下さいね。

毎日書くことが楽しくて応援も頂きました。また一部は資料としてもリンクしていただいたり
かけがえのない友人にも出会えました。しばらくお休みする(閉鎖はしません。また再開
する予定ですのでよろしくお願いいたします。)理由は、一年半書いてあらかた伝えたい事は
現状では書ききったという達成感と、私がベーベ工房の次の10年を充実させるために
表面は変わっていなくても、新しい気持ちで何かをスタートさせなければならない時期に
きているという状況があります。そのことに真摯に向き合いたいと思います。

今の私はちゃんと仕事をしているもののまこやんのようにブログから喜びが生き生きと
伝わってくるほどのことは書けていないと思います。
また生き生きと酪農やベーベ工房のことを書けるようになったときは(案外早いかも
しれませんが)新たな気持ちでスタートしたいと思います。

これからどうぞよろしくお願いいたします。

             
                  ベーベ工房   けい
プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

メールフォーム

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カレンダー
06 | 2009/07 | 08
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。