<<10  2008,11/ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  12>>
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ナポリタン
大人気の料理研究家、ケンタロウさんの料理本に次のような一文があり、おかしくておかしくて
文字通り涙が出るほど大笑いしました。

 .......「アルデンテ」なんて言葉はなかった。
 だから当然、今もナポリタンはアルデンテ禁止、表示時間よりも
 30秒から1分くらい長く茹でて、それに適当にオイルかけてほっとくぐらいがちょうどいい。
 だいたいナポリにはケチャップ味のナポリタンなんてないだろうしさ。
 だれが考えたんだろうな。ナポリタン。
                          (ケンタロウんちの食卓 より)

ケンタロウさんは1972年生まれ。70年代生まれでこれだもの。60年代生まれの私やそれ以前
の生まれの世代は10代まではイタリア料理で知っているのはケチャップ味のナポリタンか
ぜいぜいマカロニくらいだったと思います。(給食にはカレー味のスパゲティもあった)
バブル時代以後、一気に本格的なイタリア料理店が増えて、イタリア直輸入の食材も手にする
ことができるようになりましたが、それ以前はイタリア料理=ナポリタンのイメージでした。
土曜日のお昼ごはんに玉ねぎと切ったソーセージをサラダオイルで炒めてケチャップで
味をつけたナポリタンを時々食べていた思い出があります。

軽食も食べられる喫茶店や、学校や保育園の給食の献立にも今でもある「ナポリタン」。
イタリア人や本格的なイタリア料理店のシェフから見ると噴飯ものでもこれはこれで
立派な料理なのでしょう。厳密にはイタリアンというより洋食の範疇でも。

ベーベ工房のチーズはナポリが原産のモッツァレラチーズとリコッタチーズ。
10年前から比較的高級なスーパーにお取り扱いいただいています。
今まで多くの食べ方やレシピの質問を電話でいただきました。
それにお答えする一方、ナカシさんのイラストを使ったカードレシピも5月に作りお店では
時々売り場に置いていただいています。でも考えてみれば日本で本格的なモッツァレラが
普及して20年足らず。まだ黎明期です。お客様がレシピがおわかりにならなくても当たり前。
あせらず、少しずつ楽しく食べ方やレシピをお伝えできればと思います。

ケンタロウさんのこの本は一気に70年代の食卓にタイムスリップさせてくれました。
ケンタロウさんが言われるように「イタリアン」なんていう言葉はなくて「スパゲッティ」。
本当に誰が考えたんだろう。ケチャップ味のナポリタン。(笑)
土曜日の午後のお母さんの味。
        
スポンサーサイト
商品・顧客管理・そして心について(2)
(1)の記事では各論を書きましたので、総論を。
仲良くしていただいているDさまの真摯な質問は、襟を正す意味でも非常に意味の
あるものでした。この生産者団体はきっと安全性にこだわって作り手としてはかなり
レベルが高いと思います。
ただし、販売を専用の人間に担当させず、私たちもそうですが生産者がする時は、販売や
顧客管理に関しては「プロの商売人」になり切る切り替えは必須条件です。
文面を拝読する限り、どうもこの切り替えが上手くいっていなかったのかな、とも感じます。

私は度々書いているように結婚前からお取寄せが大好きでした。
電話のやり取りで(石垣島ラー油のように)親しくなった生産者やお店も沢山あります。
自分が取り寄せて箱を開けるときのワクワク感。おいしかったときの感動。
そして思いもかけぬ「おまけ」やお手紙が入っていたときの嬉しさ。
役人の家に育ってOLはやっても商売には経験のなかった私なので、ベーベ工房の
お客様には自分がお取寄せをして嬉しかったことをして差し上げたいと思いました。
ちょっとした、季節の自家産野菜やチーズに余りが出たときは一つプレゼントに入れたり、
お客様が病気になられた時はお見舞いのお品をお送りしたり、「自分がされて嬉しい、
自分がすることで嬉しい」ことを中心に考えました。
生産者でも自分の製品を買って下さるお客さまには「商売人」になりきったサービスを
と考えて、わからない所はこれも以前記事にした京都の旅館「田舎亭」の女将さんなど
もてなしのプロに電話でいろいろ教えていただきました。

私はわざわざこんな小さなベーベ工房にお電話を下さってご注文下さるお客様には
感謝してもしきれません。バレリーナの森下洋子さんも仰っていましたが歌手の
三波春夫さんの「お客様は神様」という言葉は商売をする以上誰もが大切にすべき
言葉と思います。
お客様にもしトラブルがあれば、わからないことがあればご意向を伺っても良いと
思います。取り寄せた箱を開けるときの喜び。このことを考えればなすべき行動は
経験を積めばわかります。

 
 >商品・顧客管理は、人間ですから、間違いはあります。
 でも、「心」って、本当に必要だと思います。
 消費者が、生産者グループに理解を持つ事が当たり前なように、
 相互、「心を込めて」ということが、大切なんじゃないかなと思います。

Dさまのコメントの一節です。本当に同感です。おいしい食を通じて心も通じ合えて
おいしいものを分かち合う関係をお客さまと築きたい。至らないところだらけですが、
このお言葉を胸にこれからも努力したいと思います。
Dさま、そして皆様、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

商品・顧客管理・そして心について(1)
先日「食の記事を書くに当たって」というエントリーを書きました。
その記事に対するコメントとして、ベーベ工房のお客様でかつブログやお電話を通じて仲良く
していただいているDさまから、詳細かつ生産者として真摯に考えるべきご質問を
頂きましたのでコメントに対する回答も兼ねて記事を書くことにしました。
(詳細は下記の記事及びDさまのコメントをお読みいただければ幸いです。)

食の記事を書くに当たって

Dさまとは電話でつい話が弾んでしまうくらいお心を寄せていただいています。
前提として念頭に入れていただきたいのは、彼女はいわゆるクレーマーとは最も遠いお人柄
で、かつ驚くほど迅速に支払いをして下さる非常に素晴らしいレディです。
ベーベ工房がどのように遠隔地に製品を発送しているかの現状を織り交ぜて書いてゆきます。
長くなるので2回に分けます。

① 支払方法について
  Dさまが野菜等を取り寄ていた生産者グループは不払いの客が増えたので今までの
  きちんと支払っていてくれたお客様にも一方的に代金引換に支払方法を変えたようですが、
  これは今までご贔屓にして下さったお客様にとても失礼だと考えます。
  商売は信頼関係の上にあるもの。それは何より優先すべき事項です。
  既存の顧客で支払いに問題のなかった方には従前の支払方法を変えるべきでは
  ありません。特に代金引換は送料の他に手数料がかかり実質値上げとなるからです。
  
②商品に破損や痛みなどがあった場合
  Dさまの場合、卵が相当数割れていた、野菜の量が明らかにいつもより少ないという
  いわば商品の不備がありました。その対応について生産者団体は文面から拝見すると
  まずお詫びをして、良品を送るという措置を何よりも優先して行うべきでした。
  何故ならお客様は破損などのない完全な状態の商品を受け取る権利があるからです。
   (民法の瑕疵担保責任、債務不履行に関わってきます)
  ベーベ工房もガラスビン入りのヨーグルトのためたまに破損事故が起こります。
  連絡を受けたときは、まずお店にしろ個人のお客様にしろお詫びをします。
  そして破損の本数を確認して、お店なら残りを店頭に出すか、全てを運送会社に
  持ち帰らせるか判断をしていただき、指示に従い代品をお送りするなどの措置を
  すぐに講じています。破損代金は運送会社が補償する取り決めです。
  例え、運送会社の責任であっても生産者としてお客様にすることはお詫びと善後策です。
  私共では特に個人客には代品をお送りする時に、手書きのお詫びのメッセージと
  自家用野菜などを入れさせていただいております。

③これも配送トラブルですが、お客様のご指定の時間に届かないと連絡を受けた時は
 すぐに運送会社に確認をする旨お客様に伝えてお詫び。そして一旦電話を切り運送会社と
 協議。現在の荷物の様子を運送会社と私からお客様にお伝えします。
 そして最終的に無事に到着したと運送会社から連絡が入り次第、お客様にお詫びをします。
 別に私は立派な人間ではありませんが、運送屋の責任云々は舞台裏の話です。
 お客様に対して運送屋の責任だと言うことは絶対にしてはならないと思います。 
     
プロフィール

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

メールフォーム

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カレンダー
10 | 2008/11 | 12
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。