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低価格帯
銀座店に続いて8日に原宿店がオープンして大盛況のH&M。
世界的な不況の中、各国で売れ挙げの伸ばしているスウェーデンの衣料品メーカーです。
成長の秘訣をについてH&Mの担当者は

         優れた品質
         デザイン  
         低価格    の3つが揃えばいかなる状況下でも成長できると語っています。

この考えは食品を作る私にもとても理解でき励みになる言葉です。但しH&Mの責任者の
言うところの「低価格」がどのくらいの価格を指すかについては、価値観が分かれると思いますが。

H&Mの豪華なHPを見ると人気商品の価格がわかりますが、パーティドレスらしきミニの
ワンピースが6千円代、おそらくカシミア入りであろうマフラーが約1万円。とつつましい
酪農家から見ると結構なお値段。
仕事柄普段カジュアルなものしか着ない(4才の息子もいるし)私からすれば、ユニクロや
ベルメゾン(千趣会)の通販といった、自分の御用達メーカーの方が千円~3千円台で
ちょっとお洒落なカジュアルがネットで買えて自分的には軍配を上げてしまうな。
H&MのHPが凝りすぎて、商品検索を詳しくしていないのもあるのですが。
H&Mに押されがちな百貨店の側の「地域や顧客に合わせた個性的な店作り」という言葉が
実現されれば、日本のメーカーも十分戦えると思います。
ほとんどの主婦が運転する群馬ではどうみてもユニクロが優勢だと思うのですが。

「低価格帝」というのは実に含みのある言葉だと思います。その商品の価格に対しいかに
購入した人間が満足できるか。食品なら味だけでなく、目や心まで満足させられるか。
「この価格なら納得」と思っていただければそれは低価格だと思います。
私もベーベ工房を始めてからずっとこのことを考えています。
野菜なら、中国産の野菜とブログのお友達の耕作人さんのように、農薬も肥料も
使わない安全な野菜を作る方の価格の基準は違うことは消費者も理解できると思います。
そして脱脂粉乳100%の製品と私達のように牛から育てて生乳100%かつ添加物ゼロの
乳製品の「低価格帯」の基準が違うことも。

H&Mの責任者の言われる「企画から生産、販売まで一貫して手がけることで新味のある
製品が投入できる」というご意見には全く同感です。及ばずながら私達夫婦もそれで
頑張ってきましたから。ベーベの牛のイラストロゴは自分で書き、パンフレットの類は
リンク先「お取寄せないグルメ」のナカシさんにイラストを書いていただき、自分で文章と
デザインを手がけ(かなりご好評をいただいたことは光栄の至りです)、できる限り楽しみ
ながらコスト削減をはかってきました。これをすべて大手の広告会社に頼んだら天文学的な
コストがかかったでしょう。(ナカシさんの友情があればこそです。感謝致します)

ナカシさんのブログ「お取寄せないグルメ」

現状ではこれ以上の値上げはどの業界も不可能です。
いかに自前でセンスよく楽しみながら新味のある製品をデザインともども送り出せるか。
「低価格帯」といっても決して貧乏くさくなくお客様にご理解いただける価格に見合った
製品を出せるか、私にとっても正念場です。
近く新しいヨーグルトの製造プロセスつきのミニパンフレットを作る予定です。
ナカシさんとのコラボで。不況に負けないように頑張りますね。
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1日に2頭のご出産
7日の金曜日は牛舎が忙しかった一日となりました。
我が家のように成牛30頭の規模ではあまりないのですが、1日に2頭が出産でした。
一頭はジャージー牛でちろりの祖母。10日ほど早い分娩だったので「メスか?」と
期待した(統計的にメスだと予定日より早い出産が多い)のですが、残念ながらオス。
肉牛として育てる他の牧場に移りました。(ジャージーのオスはほぼタダ同然です。

夕方、通常の飼料を与え搾乳という忙しいさなかに、急に産気づいたのは初産の若い牛。
とりあえず逆子ではないかを確認してOKそうだったので、飼料を早めに与えてから介添え。
お陰さまで母子共に元気でF1(和牛との間の子)を出産。

  F1牛の説明はこちら

オスの上に血統の良い和牛の子なのである程度の価格になります。
本当にありがとう。(と牛に)どちらも母子共に健康で何よりでした。
牛乳は牛がお産をしないと出ないので、分娩が上手くいかないと経済基盤に大きく影響
するのです。まずは無事にお産を終えること。これが何よりです。(人間も同じですね)

4才の息子は子牛がオスだといつも少し悲しそうにがっかりします。
「ママ、いつお肉になっちゃうの?あっちの牧場にお肉にしないでって電話してよ」と。
命の重さを彼なりにわかっているのでしょうが、ちょっと切ない。
子供のことで「ママ、ち○○ん取っちゃってよ。女の子になったうちで飼えるよ」と
言って下さるのには、頼むよと思いますが。(下品な表現でごめんなさい)

ところで近日公開の映画「ブタがいた教室」(妻夫木聡主演)では18年前に大阪で
実際にブタを授業で飼育した先生と小学生の日々が描かれています。
卒業前に2年間育てたブタを肉にするかどうかを巡って、子供達が真剣に悩み、泣き
考えて最後に先生と決断をする、という実話が描かれて評判になっています。
子供にとっては理性では「いずれは人間が食べる」という運命を分かっていても
感情では納得できない。これは息子を見ても切ないくらい分かります。
「この間言ったじゃない」とはやっぱり言えません。一頭一頭が子供にとっては違うから。
この映画を紹介するTVを見て、畜産農家の子供はこういう思いを日々感じながら
育つのかな、と思いました。メスのホルスタインが生まれると嬉しくて保育園でも
担任に報告しているという息子。メスが生まれるとその意味でもほっとします。
プロフィール

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

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