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自給飼料について
我が家は牛の飼料として、もちろん配合飼料(安全性を考えたオリジナル配合)
など購入する飼料もありますが

   飼料用トウモロコシ(コーンサイレージ)  
   牧草(全ては自給ではまかなえませんが)
は堆肥を還元した畑で作っています。
面積は トウモロコシ5ha  牧草7ha くらいです。

牧草は春と秋に種を播き、2回の収穫。トウモロコシは5月くらいまでに何回か播き、お盆の頃と
9月に収穫。というスケジュールです。

急激な飼料の高騰を受けて、自給飼料の作付けを増やす酪農家も増えました。
一時は購入飼料が安定した価格で推移していたので、牧場の規模を拡大して牛を増やし
飼料を作ることを止めて、全て購入飼料に切り替えた牧場もありましたが、今年度の
補助金支給の要件を見ると、明らかに自給飼料を一定面積以上作っている農家への支援が
手厚くなっています。

また、コスト面だけではなくバイオ燃料の普及でトウモロコシや大豆が世界的に不足している
という10年前では予想できなかった事態になっています。
我が家では先代(義父)の代からずっと自給飼料を作っています。
コストのこと、堆肥の還元のこと、土地を荒廃させないため、という理由に加え、ベーベ工房を
始めてからはさらに、きちんと消費者に説明できる安全な飼料で牛を育てたい、という
「加点要素」的な面からも夫は多忙を極めながらも、飼料を作っています。
(この説明のできる飼料があればこそBSE騒動も乗り切れたと思います)

家畜飼料どころか人間が食べる穀物が世界的に逼迫する状況が続くと予想されます。
今後は、コスト面だけではなく「食資源」をより多くの人が分け合えるように、自給飼料の
増加は求められていくと思います。またそのようなモラルを持ってたとえ、人手を借りてでも
自給飼料の穀類は作りたいと思います。

農政・食生活ジャーナリストの山本謙治氏(通称やまけん)のブログには100%岩手の
牧草などを食べた短角牛の肉のことが紹介されていました。
これからは自給飼料率の高い畜産物にはプレミアム的な価格反映がなされてくるかもしれ
ません。環境や食資源の未来を考えると、例え多少価格が高くても「未来への投資」的な
消費者の納得も得られるように思います。

農業大国は輸出規制をかけて農産物を戦略物質化し始めている国が多くなりました。
戦略物質と言えば聞こえはいいけれど、要するに兵糧攻めです。
日本も早急に自給率をアップさせないと国際的な発言力も低下し、深刻な食糧危機を
遠くない将来招くように思います。

「地球にやさしい」は環境だけでなく安心して食べるための手段でもあると思います。





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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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