<<01  2017,03/ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  02>>
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
当面は凍結します
ミクシィ限定記事にする予定でしたが読んで下さっている方も
いらっしゃいますのでこちらにも書きました。


法人化ですが当面凍結します。

「できません」ではなく「やりません」です。

この数日いろいろな資料を当たり法人税のことや
利益の分岐点そして信用度のことを自分なりに調べました。
そして先ほどそれを元に岡山の商工会議所に勤める
母方の従兄弟T兄に電話で相談し決めました。
T兄は穏やかな人間ですが珍しくきっぱりと

「当面はやめときや」と一言。

理由を挙げると

 ① 利益が500万円以上でないとかえって損
 ② 税理士費用がバカにならない
 ③ 自動車の部品会社などは取引の前提として
   法人格を求められることもあるが食品はやはり
   安全と味と作り手個人の信用。法人格を求められることはあまりない
 ④ 雇用と法人化は全く別物
 ⑤ 事業拡大のためにかなりの借入れをするなど目的があれば法人が
    有利だが特にその予定がない場合はメリットが少ない
 
と具体的な数字と事例を列挙しての説明でした。

さっき書いた「できませんではなくやりません、だ」と
言ってくれたのもT兄です。

そして奇麗事や見栄ではなく金銭で損のないようにするのが
優れた経営者だともアドバイスしてくれました。

4年前と違い、やるだけのことはやってデータを集めて調べて考えた末の
凍結です。 恥じてはいません。雇用の方に落ち着いて取り掛かります。
今の限界の体制を家族のためにも変えるために。
T兄さま。本当にありがとうございました。

決断に悔いも恥も感じてはいないものの、私たちの将来を考えて
法人化を薦めてくださった農政担当者にはご期待に応えられず心から
申し訳なく思っております。

以上、ご報告させてください。
私が悩んで考えたプロセスが誰かの役に立てれば本望です。

スポンサーサイト
法人化に向けて(4)
法人化についての備忘録的記事です。(新たに法人化のカテゴリを作りました)
法人にして損はないかどうか最初の関門がこれ。法人住民税です。

法人住民税

簡単に言うと法人になると赤字だろうが利益がなかろうが地方税の均等割の
7万円が発生すること。また青色申告に適用になる65万円の控除は受けられません。
そして法人事業税もかかってきます。(農業生産法人は除く)

ただし一定以上の所得になれば累進課税となる個人の所得税と違って一定の税率での
課税ですし、法人税は赤字を5年にわたって繰り延べ・繰り戻しできます。
その他今までは所得=個人の所得だったのが役員報酬となり子供が保育園に
行っている家庭では保育料にも影響があります。

私は具体的に途中から法人化して軌道にのった方から知りたいのは

 ① 定率での課税となる一定以上の所得をいつ見込めると読んだか

 ② ①にあたって税理士にどのくらい助言を受けているか

などです。理想を言えば家族経営規模で私たちのようにある程度の実績をあげてから
法人化した「農家兼加工物生産者」ですが、情報をお持ちの方に伺ってもすぐには
みつかりそうにないので、農産物加工にこだわらなくても小さな食品関連の店や
飲食業関係の店などをあたって聞いてみようか検討中です。。
他県ですが従兄弟が商工会議所に勤務しているので聞いてみようかと思います。
今の私に何より必要なのは数字の裏づけのある具体的事例です。

私は、仕事に関しては今までもとても現実的な仕事の進め方をしてきました。
つまり過剰に夢やロマンを語らず足元を見て、利益衡量をしながら損を
しないように方針を考えてきました。音楽や文学が好きなのでロマンを語るように
思う方もいるかもしれませんが仕事では全く逆で可愛くないほどの各論主義者です。

法人化のメリットは税金以外にもあるので前向きに考えて6月には定款の下書き
くらいは仕上げる予定ですが、もし今のままの体制で人手を入れられて今の状況が
改善されるならそれで1年くらい様子を見て法人化することも考えています。
法人化はロマンでも綺麗事でもない。家族とベーベ工房の将来のためのもの。
そこをまず第一に冷静に取り組みたいと思います。

法人化に向けて(3)
法人化に向けて本を読み、あれこれ脳内シュミレーション中です。
法人化するメリットのひとつに「事業の継承が容易になる」というものがあります。
個人事業だと代替わりしたときに取引関係が上手く継承されないこともありますが、
法人格をもった会社が主体なら代表が変わっても対外的な信頼が変わらないということ
はよく聞きます。この記事も備忘録的なものなので考えていることをそのまま書いています。
読みづらいことをお詫びします。私が法人化に本気で取り組む気になったきっかけは、
余りにも多忙すぎてこの先どうなるかと不安だったことを人を雇用することで
打開しなければとせっぱつまった事情がありましたが、もうひとつ心に秘めていた動機として

 「将来、血縁にはこだわらないけれどベーベ工房が残って欲しい」

ということでした。小さな酪農家の小さなブランドの継承などあるいは噴飯ものと思われるかも
しれませんがやはり私たちにとって手塩にかけた仕事ということと最近立て続けに
お客様から電話をいただき(以前からもいただいていますが) 
「素晴らしいヨーグルトで驚きました」 「酪農のイメージが浮かんできました」と
11年目の定番製品に励ましをいただいたこともベーベ工房の小さなブランドが継承されて
欲しいと初めてはっきり意識したきっかけとなりました。
自分で言うのも痛いですが、11年お客様に様に愛される製品を作っていることは
誇りを持ってよいかなと思えたのです。できれば研修生などうちで酪農と製造の勉強をして
同じ志でフェルミエ農家を継いでくれる人に将来ベーベ工房を渡したいと。
先日の記事で書いたように法人化に向けては発生する税金などのこともクリアして
モチベーション的にも超えなければいけない壁があります。

私がブランドを将来誰かに継承させたいと公にしたのは初めてです。
私も40代半ばとなりまだもう若手とは言えない年になりましたし、おこがましいけれど
ひとつの酪農のスタイルを将来日本の農業に残したいと初めて私が意識した
一種の野心だと思います。私はここ数年、限界にきている忙しさ、売り上げを保つ重圧や
ブランドを魅力的なものとし続けるための方策で押しつぶされそうになっています。
それなのに酪農家の素朴さのイメージを守ることに過剰に力が入って将来を開くために
一種の野心を持たなければならない時期なのだという気持ちを故意に封印していました。
でも実際に法人化に向けての準備を少しずつ始めてその気持ちに正直に向きあうことと
したのです。そのモチベーションがなければ煩雑な手続きや今後売り上げを伸ばす
体制を(小さいながらもですが)整えて次代に渡すことなどはとてもできないと思います。

私が心から信頼する方が数年前仰ってくださった言葉 

  「どうして野心を持とうとしない?」
 「自分の製品に自信を持つように」

という言葉に私は初めて真剣に真正面から向き合っています。
法人化に向けて(2)
仕事の備忘録を兼ねての記事です。だから文体が違うことをご容赦。
先日、ベーベ工房を法人化することを計画していると書きました。

法人化に向けて

その計画に揺るぎはないのですが、20日に担当者と2時間くらい話して
いくつか前提として決めなければならないことが浮上しました。

 ① 酪農部門と製造部門(ベーベ工房)を切り離してまず製造部門を法人化するか
   それとも最初から酪農部門も一緒に法人化するのか

 ② 法人化すると赤字としても地方税が均等割で7万円以上は発生。
    税理士に決算書を見せて相談する予定だが製造部門のみの法人化
    とするとここで損をしないか。

 ③ 実はこれが一番の問題だが法人化して売り上げを伸ばして規模を拡大する
   イメージが経営者として私にもうひとつイメージできないでもどかしく感じる。

あたりで悩んでいます。超えなければならない壁というか。

①については点在していくつかの筆数で存在する畑の名義がまだ義父だということ。
法人の財産とするには父子での賃貸契約が必要。また父が受給している農業者年金
との兼ね合いで市に相談が必要。製造部門のみの法人化ならこの点は楽だが
(はじめ私はこれに逃げようと考えた)酪農部門も一緒の法人の方が信用力が
あるのではという貴重なアドバイスがあり考え中。

②法人になると複式簿記が必要。これは会計ソフトもあるし嫌味に聞こえるか
もしれないが私は簿記1級を持っていて経験もありある程度はクリアできると思う。
問題は法人税で損をしない売り上げや損益分岐点の処理。 
税理士と相談になるだろう。

③についてだが実は数字に出なくてもモチベーションやメンタル面でここが
問題。(笑)当たり前だが時間とお金をかけて法人化する目的はどこにとっても
信用力を増し、今後の事業拡大をスムースにいかせるためである。
特に不況の中今後は取引の前提にこちらの法人格が求められることも
予想できその対策も講じておく意味でも法人化はしなければならないだろう。
ところが半分主婦の感覚のまま11年ベーベ工房をやってそれなりに成果を
上げてしまい、「事業拡大」のイメージがわかないのである。

現在の牛の数と製造では夫婦で心身ともに限界なのはよく分かっている。
だから人を雇用することを検討していてその前段階でかつて挫折した法人化に
向き合うことになっているというのもよく自覚しているつもりだった。
ところが特に2001年のBSEに始まる食の安全の問題が社会の注目を
集める中、ベーベ工房のブランドを守り育てるために「規模拡大は悪」
まではいかないものの、「Small is beautiful」の美徳が骨の髄まで沁み込んで
(この美徳は今後も大事にすることは揺らがないが)まるきり人を雇って
10年先までの安定経営に持ち込む一種のモデルケースがイメージできない
のである。例えていうと泳げない人が水に浮く感覚がわからないという感じ。
勇気を持って乗り切れば「なんだ、こんなことか」になるかもしれないが。

最近は女性でありながらも大胆な舵取りで会社を成長させる経営者も
多くみかける。私はそのあたりが未熟すぎるのだろう。
性分の他、素朴で真面目なというイメージが重視される酪農家ブランドと
格闘してきたことも原因の一つだろう。
べーべ工房を守り成長させるために、何かを捨てる覚悟でやることも必要か。
11年目のターニングポイントの重圧は予想以上です。
乗り切ろうとそれだけは強く思っています。
法人化に向けて
先日記事に書いた研修生なども含めて人を雇用する計画。
今日はそのことも含めて県に相談に行きました。
ずっと信頼している農政担当の心からの助言と励ましは心に響きました。
本当にお忙しいところ貴重なお時間を頂き心より感謝申しあげます。

その中で以前から薦めてくださっている法人化の話が出ました。
実は4年前に一度法人化を検討したのですが、ちょうど商法の改正
(有限会社の廃止や株式会社の資本金の制限廃止など)にかかる頃で
挫折した過去があります。私は会社で法務部門の仕事の経験があり
できないことはないのですが、当時は「法人化すると税制面の優遇だけで
なく社会の信用が違う」という助言の意味が自分の中で理解できて
いなかったことが挫折の原因です。

でも、あれから4年。少しはプロとして経営を全体から理解できるように
なったのか「信用が法人になると違う」と言って下さった意味が理論だけでなく
感情レベルでとてもよく理解できました。
早速、近日中に担当機関と会い今回は挫折せず最後までやり遂げようと思います。

目に見える売り上げや出荷量と違い、法人化によるメリットはこちらも経験を積み
考えるだけの基礎知識がないとどうにもイメージできないものでした。
ようやくそのイメージができるようになるまで4年。最近の私は自分で考えて決断
するにせよきちんと助言に対して真摯に向き合うことがようやくできるように
なったと思います。法人化しても外観は何も変わりません。
でも何かは確実に変わってゆきます。その信頼に自分が追いつけるようベストを
つくしてゆきたいと思います。
プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

メールフォーム

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カレンダー
01 | 2017/03 | 02
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。