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本当に足りなかったんだ
組合にお願いしていたバターがようやく届きました。
明治乳業の450g(1ポンド)のもの30個です。
お一人様一個限りなどバター不足を反映して思うように業務用も
手に入りにくいので料理人の友人などにもお分けする予定です。

ところで、今年は例年年末に酪農家に割当ということで購入が義務付けられている
乳製品(主にゴーダチーズなど)の配布がありませんでした。
原発事故と猛暑で牛乳が不足しているとは聞いていましたが不足は本当だった
のだなあと妙な感慨があります。

ところで、私たち組合所属の酪農家の牛乳がどこのメーカーに行くかは
乳販連が決めるので、おおよそのことしかわかりません。
他県の牛乳のことはなおさらですが、福島の牛乳があまり出回っていないとの
噂も耳にするのですが実際はどうなんでしょうか。

バターは牛乳が余ったときに作る傾向があります。
牛乳が足りないという情報がネットなどで確かな根拠を持って流れたら
業務用で多く使う方は早めに手を打っておいた方がいいかも、です。
もし知人に酪農家がいればそこから早めに組合に頼んでもらうのも
一計かもしれません。

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Good Job!
原発被害は農家にとって深刻で福島と茨城の牛乳は出荷停止になっています。
また震災後の停電や処理場の破損、ガソリン不足で集乳ができなかった
岩手も少しづつ平常に戻りつつあります。

農産物を巡っては暗い気持ちになりますが、昨日のこのニュースは
酪農家として心からよかったと思います。
被災地への食糧供給を最優先にした関係省庁の担当者の英断は
まさしくGood Job!です。

原発事故による福島県産原乳の出荷自粛を受け、県内の牛乳メーカー各社は
岩手県産原乳を仕入れ、製造・出荷の再開に動き出した。
平常時に比べ出荷量は10~20%程度にとどまるメーカーもあるが、各社は
「家庭に少しでも安全な牛乳を届けたい」と張り切っている。
 農林水産省と消費者庁は26日までに、被災地への食料供給が最優先課題と判断。
JAS法や食品衛生法で定められている表示義務について当面、取り締まりの対象外と
することを決めた。これによって被災地に限り、内容物が本県産でないことを
はっきりと示せば、従来のパッケージでも販売することができるようになった。

           (福島民報新聞より)


ミネラルウォーターの不足を受けてコカコーラ社が韓国からペットボトル
入りのミネラルウォーターを輸入することになりましたが
この場合も特例で韓国産であることを表示すればそのまま販売できるそうです。

JAS法も食品衛生法も大切なものです。
衛生基準を非常時でも守って食の事故を防ぐことは大切です。
そのことさえ守れれば、このような非常時まして多くの被災者が
飢えに直面しているときは細かい表示義務より食糧支援が優先
されるべき事項だと私も深く共感します。

福島のスーパーなども大歓迎しており心からほっとしました。
栄養豊かな牛乳が被災地に行き渡りますように。


良い牛乳とは?
先日この日記で書いた取引先(大手オーガニック宅配の会社です)
の製品紹介の横に書いた「遺伝子組換え非分別飼料使用」の
表示の件で改めて理想の牛乳と現実のギャップを思いました。

この会社も理想はオーガニック牛乳や乳製品なのでしょう。
でも現実はオーガニック牛乳のための酪農家はほとんどおらず
実際に出ているオーガニック牛乳はタカナシ乳業のものと
明治乳業が北海道限定で出しているもののみ。
(HPを見たらオーガニック牛乳がなかったのですが明治はまだ
 販売しているのでしょうか?)

有機JASで認定されるオーガニック牛乳の要件は次の通り。

飼料は有機飼料
・放牧など牛にストレスを与えない飼育方法
・病気治療を除いた抗生物質を使わない
・遺伝仕組み換え飼料を与えない

有機牛乳は農薬や科学肥料を2年以上使わずに育てた餌が必要。


放牧を条件とする限りオーガニック牛乳は国内では
広がらないと思います。

何より価格。1000ccパックで400円~500円。
酪農の本場のフランスでも高価格のためオーガニック
牛乳は伸び悩んでいます。
まして日本のように200円の牛乳でも高いと言われ
安価な成分調整乳が売れている国ではオーガニック牛乳が
今後伸びるとは思えません。

売れないとわかっているものをコストや手間をかける
生産者は酪農家ならずともほとんどいないと思います。
理想の生産物はあっても、その価格が高ければ売れない現実があります。

私はオーガニック牛乳が理想というスタンスよりむしろ
牛乳そのものの細菌数や乳成分などの質や牛がどれだけ健康か
ということに現状では評価の基準を置くべきだと思います。

イタリア映画の巨匠フェリーニは「やりたいことをやりながら商業ベースに
乗せるのがプロ」という至言を残しました。
牛乳も同じで、健康に牛を飼い常識的な価格で売れる良質な牛乳を
安定して買っていただくこと。この基準で消費者に長く支持される
牛乳が一番良い牛乳だと思っています。

オーガニックだから高い牛乳でも売れる。それは幻想です。
食の安全や安心の理想を謳っても売れなければ何もなりません。
心では理想を描きつつ、相対的に安全と安心。
自分のできる範囲で良い牛乳を生産すれば十分だと私は思うのですが。



レモン牛乳
今夏からひそかにブレイクしているのが栃木のレモン牛乳。

レモン牛乳

前橋のスーパーにあったので買ってきました。

レモン牛乳

無脂肪乳と脱脂粉乳と生乳を主体にして黄色い色とレモン風味をつけた乳飲料です。
パッケージには無果汁とあり、レモン果汁は入っていませんがおいしかったです。
戦後間もなくから栃木はおなじみの人気商品でしたが、製造元の乳業メーカーが
廃止され2004年に製造停止になりましたが、アンコールの声が高く栃木乳業が
製造を開始。テレビで人気タレントが紹介したこともあり今年は売切れが続出。
栃木のご当地ものとしてすっかりメジャーになりました。

私が買った前橋のスーパーではことさらにPOPなどもなくさりげなく置かれて
いましたがおそらく東京などでは入手困難と思われます。 

レモン牛乳はレトロな懐かしさと手頃な価格(80円)も人気の秘密です。
私は幼稚園の頃たまに飲んでいたフルーツ牛乳を思い出しました。
多分私の世代より上がリバイバルを希望したと思われます。(笑)

レモン牛乳のような商品はお世辞にも一流の乳製品ではないしあきらかに
B級ご当地グルメ。でもこういうチープな製品も私は好きです。
添加物が多いわけでもないし、天然色素だし。

最近はコンビニでチロルチョコが人気だと朝日新聞にありました。
昭和の駄菓子っぽさは何となくのんびりして懐かしくつい手を出して
無駄使いをしております。にこにこ


牛乳事情
まこやんのブログの成分調整牛乳のエントリーのコメント欄で出てきた欧米の
牛乳事情。フランスのことはある程度知識があるつもりでしたが、改めて調べて
みたところ、辻調理師専門学校のサイトに非常に詳細かつ魅力的な記事が
ありましたので下記に引用させていただきました。

フランスの牛乳事情

フランスに欧州は限らずドイツやイギリスでも低温殺菌・ノンホモが主流の牛乳です。
辻調のサイトではその他、無殺菌牛乳(これで作ることを義務付けられているチーズも
あります)や山羊の乳までなんとバラエティに富んでいること!

低脂肪乳とあるものもおそらく乳脂肪分だけを一部取り除いたもので、日本の安売りで
出回る脱脂粉乳やホエイパウダー製のものではないはずです。
特にフランスやイタリアやスイスはチーズ作りも盛んなので牛乳の捉え方が飲用主体で
牛乳を評価する日本とまったく視点が異なります。

牛乳の文化が日本とヨーロッパでは歴史も生活密着度もまったく違うのでこれからも
ヨーロッパの基準にすることは不可能だし、それをすることもないと思いますがせめて
乳業メーカーも小売業界も、本来のまっとうな牛乳はどういうものかということだけは
頭の片隅に入れて欲しいものだと思います。ダイエットと言いさえすれば、ただ安い
だけが特徴の低脂肪の乳飲料を臆面もなく牛乳売場のメインに据える日本の牛乳
業界を一人の人間としてとてつもなくみすぼらしく感じています。

安売り低脂肪乳ではおいしいお菓子も作れませんよ........。 


イギリスでお茶を

愛読書の「イギリスでお茶を」(小関由美著 2007年主婦の友社刊)
 紅茶文化の発祥地イギリスでは酪農家手作りのクロテッドクリームも。
 見ているだけでもほのぼのと心が豊かになります。

プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

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