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しばらくの間ブログの更新をお休みします。

猛暑で体力気力ともに精一杯の状態のうえ息子の勉強等も多忙で
公開記事を神経を使って書くことに手が回らない状態です。
閉鎖はいたしませんのでどうぞよろしくお願いいたします。
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モーツァルトピアノ協奏曲第23番
群馬の前橋にピアニストを目指す小学校4年生の天才少女がいます。

>
ピアニストをめざしている前橋市富士見町の時沢小3年小暮里緒(りお)さん
(9)が28日、東京都内のホールでオーケストラと共演する。昨年12月に
開かれた第21回日本クラシック音楽コンクールのピアノ部門小学校低学年女子の部で
高い評価を得た副賞だ。曲目は、プロコフィエフのピアノ協奏曲。
指導者でピアニストの笠原智廣さん(群馬医療福祉大非常勤講師)は
「子どもがこの曲を弾くのは世界でもまれ」と将来の成長に期待する。

            (朝日新聞より)


映像で見ても子供とは思えない音と技術は圧巻で将来は相当なレベルまで
いける逸材だということは疑いなく思います。
この記事の中でプロコフィエフの協奏曲とあるのは難曲として名高い第三番
協奏曲ですが、自身が190センチ近い偉丈夫でものすごいテクニックを
持ったピアニストでもあったプロコフィエフの曲らしくオーケストラの音量に
負けずにこの難曲を弾くことは確かに小学生ましてや少女では稀だと思います。

この曲にチャレンジした彼女も恩師も素晴らしいと思いますが反面心に浮かんだのが
ブーニンブームに終わることなく40代の現在世界を代表するピアニストになった
スタニスラフ・ブーニンの自伝にあったモーツァルトのピアノ協奏曲第23番です。

ブーニンは1985年のショパンコンクールで圧倒的な優勝を飾る2年前これも
権威あるロン・ティボー国際コンクールで17才で最年少優勝を遂げています。
このコンクールの本選でまだ技術にそこまでの自信がなく手も小さいということで
ブーニンは他の出場者がチャイコフスキーやプロコフィエフなど超絶難度の
ピアノ協奏曲を選ぶ中モーツァルトのピアノ協奏曲第23番を選びその芸術性が
評価されて優勝に輝きました。

彼は自伝の中で技術より芸術性や歌ごころを評価されたことでプロとして進む
自信を持てたと述べていますが、私も現在のブーニンの活躍、特にいわゆる
ショパン弾きではなくモーツァルトもバッハもベートーヴェンも古典に必要な
素養を備えた真のピアニストになったことの背景には17才であえて技術を志向する
ことなく、芸術性を磨くことを大切にした恩師(エレーナ・リヒテル女史)の
英断があったように思います。



これはジャズだけでなくクラシックのピアニストとしても定評のある
キース・ジャレットの演奏。彼自身天才少年でしたが彼の芸術的資質自身が
モーツァルトのそれと重なっているように思います。

モーツァルトの23番はモーツァルトの協奏曲の中でも完成度が高く
非常にに伸びやかで快活な彼らしい名曲だと思います。
決して音量の大きな大曲ではありませんが、優雅さや端整さそして
モーツァルトらしい大きく晴れた空に広がってゆくような旋律はピアノ
協奏曲の中でも屈指の名曲だと思います。

既に技術は完成の域に達していると思われる里緒さん。
ブーニンのように古典の素養を深め技術に偏らない真の芸術家として
成長されることを願ってやみません。

ボツリヌス菌食中毒
ボツリヌス菌が原因の重篤な食中毒が発生したと厚生労働省が発表しました。
国内では5年ぶりの発生だそうです。


厚生労働省は26日、鳥取県米子市の60代の夫婦が食中毒とみられる症状で入院し
一時意識不明の重体になったと発表した。自宅に残っていたうどん入り食品「
あずきばっとう」から毒性の強いボツリヌス菌が検出され、製造した岩手県宮古市の
「ハニー食品」は、あずきを含む自社製品の自主回収を始めた。厚労省によると
夫婦は24日未明に病院に搬送された。しびれや言語不明瞭などの症状があり
重体は脱したが、現在も意識不明の状態が続いている。
 あずきばっとうは、ぜんざいの餅の代わりにうどんが入った食品。
岩手県が確認した範囲では、主に県内に流通しているという。

           (時事通信より) 


ボツリヌス菌の毒素は青酸カリ以上に強力で1980年代に熊本の真空パックの
辛子レンコンでボツリヌス菌による食中毒が発生し11人の死者が出たことは
今も生々しく記憶にあります。

今回の中毒を発生させてしまった岩手の会社の検証や原因究明はしっかり
なされるつもりですが、一部ネットでの書き込みのように被災地支援が
こんなことがあれば出来ないとか、被災地の会社は不衛生だとか根拠のない
流言飛語は厳に慎むべきだと思います。

ボツリヌス菌は真空パックにしても死滅しませんが、ボツリヌス菌の毒素自体は
100℃で1~2分の加熱で死滅しますので対策は立てられると思います。
今回の中毒の原因が科学的かつ冷静に報道されることを切に望みます。

追記

ボツリヌス菌ほどの猛毒ではなくとも特に食品製造に従事していると人一倍
食中毒を出さないことは当然ですし、自分がノロウイルスなどにも感染しないよう
気をつけています。特に冬場のノロウイルスが流行している時期は我が家では残念
ですが、刺身など生ものは食べませんし大好きな牡蠣も外食では加熱した料理は
食べますが、家のキッチンで生牡蠣を調理することは避けています。

世界ビッグスリーが苦戦する理由
雑誌「プレジデント」に流通科学大学学長の石井淳蔵氏が圧倒的な調達力と優れた
小売り技術を持つイギリスのテスコ、フランスのカルフール、アメリカのウォルマート
などが何故日本では苦戦を強いられたか非常に興味深い記事を寄稿されていましたので
一部抜粋ですが紹介したいと思います。


その理由として、もっとも重要と思われるのは、日本の生活者の食文化にありそうだ。
われわれは、ほぼ毎日、鮮度の高い食材(生鮮3品と言われる鮮魚、肉、野菜・果物)
を食べる。しかも、一口に鮮魚といっても、地域によって異なる多彩な産品と
季節ごとに異なる旬のものがある。野菜も、地域ごとに食する種類は大きく異なり
また季節ごとに食する種類は異なる。
生鮮3品における「鮮度と多様性と旬」の存在は、わが国の伝統的小売業を形づくる基礎的要因だ。
戦後生まれたチェーン経営を軸とする食品スーパーも、実のところこの「鮮度と多様性と旬」
の壁をなかなか越えることはできなかった。

(以下中略)

日本の生活者は、食べ物の「鮮度と多様性と旬」を評価する。その結果、第一に独特の
買い物行動が生まれる。鮮度の高い食材を求めて、ほぼ毎日買い物に出る。
自家用車と大型冷蔵・冷凍庫という大量購買・長期保存の手段がほとんどの家庭に
普及したが、高い買い物頻度の習慣はそれほど変化しない。

第二に、食への繊細な好みを背景にブランドが食を支配する。魚とか肉とかといった
大雑把な「コモディティ・レベル」で食材を選ばない。もっと繊細なレベル、たとえば
神戸の霜降り、京の野菜、明石の魚、泉州の水ナス、新潟のこしひかりといった
いわば「ブランド・レベル」で識別する。それらブランドへの信頼は強まりこそすれ
薄れる気配はない。こうした食文化が、独特の小売り活動を要請する。第一に
日々変化ある店頭への要請。それに応えて、小売店での商品入れ替えスピードは速い。
第二に、地域ごとに異なる食材ニーズに応える店対応への要請。ローカル・スーパーが
大手総合スーパーに対して互角の勝負をしているのは、故なしとはしない。
「標準化された商品の週に一度のまとめ買い」や「Every Day Low Price」を標榜する
欧米大手小売企業の戦略では、そうした要請に応えることはできない。食文化の伝統は
まさに独自の小売業を生み育て、そして海外からの参入の天然の要塞となって
守っているのである。
               (プレジデントより)


こだわりとか安心・安全を低価格以上に重視してそれに呼応する差別化商品を
仕入れているスーパー(私たちの製品の多くはこのようなスーパーに取引
いただいています)は調味料もローカル色や製法を重視していますが生鮮食品の
レベルが違うことを実感しています。そしてある程度の店舗数を構えるスーパー
もこのような店は地域ごとに差別化商品のラインナップが微妙に違っていて売場を
覗く楽しみがあります。

時々ウォルマートの子会社になっている西友に行くのですが正直言って
洗剤やペットフードを買う気にはなっても生鮮食品には食指が動きません。
鮮度ももう一つの上に売場に活気がなく安けりゃいいんだろう的な安売り
独特のわびしさを感じるからです。多様性のないスーパーに行っても買い物の
楽しさを感じないことが多いのです。

一番買い物をして面白いのが京都の錦小路など品質の高い小売店が
密集する商店街です。このような多様性と品質を重視する小売が健在だから
小規模の家内生産の私たちのような生産者が生き残れることに感謝です。



訓告
群馬大学の高田邦昭学長は7日、ツイッター上で原発事故に関する連する発言を続け
る同大学教育学部の早川由紀夫教授に対して「不適切な発言をすることがないように」
と訓告を行いました。

早川シンパのフォロワーたちが言論統制だとか学問の自由の侵害と言って学長を
批判しているようですが、私は訓告は彼の学問ではなく人間性に対してなされたもので
決して不当なものだとは感じません。早川教授の以下の発言は民間企業の社員や一般職の
公務員がしたものであればたとえプライベートな場での書き込みでもとうの昔に
何がしかの処分はされていたと思います。少なくとも早川教授のこの発言は品性を疑われても
仕方がないと思います。


「セシウムまみれの干し草を牛に与えて毒牛をつくる行為も、セシウムまみれの水田で
稲を育てて毒米つくる行為も、サリンつくったオウム信者がしたことと同じだ」

「福島の農家のことなんかひとつも心配していない。彼らが滅びても私は何も困らない」
 
私個人は原発事故以前にも早川教授が専門である火山学でも三宅島の噴火のときに
三宅島が吹き飛ぶと豪語して不安を煽ったり彼の人間性には疑問を感じています。
今回の件もわざと福島の農家の反発を買うようなことを言えば一部の大衆の支持は
得られるかもしれませんが、学者としてまた教授という教育者としてどうなのか
と思います。

先日の不適切発言で更迭された前沖縄防衛局長には沖縄や国民の反発の大きさに配慮
したものか停職という極めて思い処分を課せられました。早川教授のことさらに
福島の生産者を小馬鹿にした発言にも私はこの前沖縄防衛局長と同じような人を
見下した人間性の程度の低さを感じて不快です。

原発事故に伴う食の安全性への警鐘にも伝え方の最低限のモラルがあってしかるべきです。
繰り返しになりますが今回の大学側の処分は彼の人間性に対してされたもので学問や表現の
自由を侵害とはまったく別の次元のものだと感じています。

プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

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